結婚・出産は金持ちの象徴となるのか。 –          おやじdemo_CentOSを使う
11月 042020
 

日本人は段々とボンビー世帯が増えてきました。

増えてきたというよりもボンビーな世帯にさせられているという事になるのかと思います。

コロナ禍により我々のボンビー化は進むものと私は思っています。

元々、日本は中流家庭が多かったが、段々と社会の仕組みにより金持ちとビンボーの二極化が進んでいるのは皆さんもご承知の通りだと思います。

最近の若い人は車にもバイクにもあまり興味を示さない。

良くネットやニュース記事に書かれています。

しかし、実際には・・・・

車もバイクも値段が高いから買えない、買っても維持できないから。
というのが一番の要因ではないでしょうか。

日本の社会がそうさせているんですよ。

街には中古品販売店が溢れている。
ヤフオクやメルカリ等の自分の所持品を身売りするサイトもある。

昭和で言う質屋的な存在になってきているのが、この中古品販売である。

売る人がいれば買う人もいる。
それだけ中古品を買って使う事自体が個人的に「嫌な事」だと思わなくなっている事だ。

服の中古品なんて誰も見向きはしなかった。
他人が着たものなんて気持ち悪いと思っていた。
それが今は平然と街の中古品屋の店先に並んでいる。
勿論、ヤフオクやメルカリにも沢山出品されている。
並んでいないのは中古の下着くらいであろう。

誰もが中古品なんて買うのは嫌だと思う。

しかし、予算が無いし安く買いたいから中古品を買わざる負えない人が増えたという考え方も出来る。

街に中古品屋が増殖した頃から日本人のボンビー化は進んでいたのだ。

中古品には価値のある物も存在する。
しかし、そんな価値のある中古品を狙っている人は数少ない。

それだけ質屋的な要素が増えて身近な物の売り買いが多いという事なのである。

最初に車やバイクの話を書いたが、今後は若者だけでなく、働き盛りの世代にも「新車は高くて買えない」という時代が来ると考えられる。

金持ちは高級車を複数所有し、我々ボンビー軍団は中古の軽自動車やバイクを乗らざる負えないような時代がやってくる。

南米などでボロボロの自動車が走っていたりするが、近い将来、そんな光景が日本国内でも当たり前になるのかも知れない。

これからは電気製品の修理を行う職人の需要が増えるだろう。
壊れたから買い替えるから「新しい物が買えないから修理して使う」という事である。

物を大事にするという事ではない。

こんな世の中では、子どもを産んで育てよう!という意識は若者の間では無くなってゆく事になるし、結婚・出産という流れは金持ちの人達しか味わえない裕福の象徴になってしまうのかと考えると末恐ろしい。

これは近未来の映画のように映るが、現実に近いのも事実。

だが、今のところそれを阻止できる要素は何もない。

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