最近、音楽CDって買いましたか?
大体の人は、ビデオやDVDは購入したが音楽CDは買ってないと思います。
実際、好きなアーティストが居たら映像が見たくなりますよね。
音楽CDを購入する人はマニアだけなのか?
本来であれば、そういう事になるのですが、実際は違うように思います。
最近の音楽CDの売り方は国民的アイドルのように握手会のチケットが入っている、選挙の投票権があるなど、他の要素があって、本当にその音楽を聴きたくて買っているのではないという人達です。
音楽CDを売るためには、えげつない商法もありなのか?
ももクロはLIVEチケットを売る前に、CDを購入した人が優先になる。というような売り方を出して話題になっています。複数のCDを買わなくてはならないというのも、どうかと思いますが、CDを購入する人は本来、その音楽を聴きたいからだと思うのですが、LIVEも普通にチケット購入だけでは見られなくなるのか?という印象を受けます。
CDはCD、LIVEはLIVEで利益を上げているのではないか?
生でそのアーティストを見たいというのは誰にでもあるはずです。
日本の場合には、会員、CD、LIVEという要素を組み合わせて、複合的に商売を組み立てている。
いわば、抱き合わせ商法ですよね。
その内、ファンクラブ会員でしかもCDやDVD購入者しかLIVEを見れなくなる事もありうる。
こういう商法を皆、納得する訳ではないと思うが、とても嫌らしく感じてしまう。
ある意味、そのアイドル・アーティストにどの位、金をつぎ込めるかによって良い客、悪い客をアイドル・アーティスト側の事務所が線引きしている事になる。
逆にアイドル・アーティストにとってはマイナスイメージ。
普通にLIVEはLIVEで利益を上げている、ましてはそのLIVEをDVDで販売すれば二重に利益を上げているのではないか。その上に、会費を払い、音楽CDも買わなくてはならない。貧乏人はアイドル・アーティストを応援できませんよね。金の無い奴はファンでなくても良いという事を無言で言っているようなもの。
結局は、一部の強力なファンから、今以上吸い上げる方式なのか。
分っていても応援したくなる、それを逆手に商売するのもどうかと思いますが、歌手であれば音楽CDが売れて何ぼの世界ではないのか?
70.80.90年代の音楽は今、CDを聞いても素晴らしい。
CDだから、自分の想像力でその世界観を作り出す。
時間が経って、その創造された世界をふと思い出すと、その音楽が甦る。
映像は見たいものだが、見なくて良かった音楽CDもある。
その音楽が現在も私にとっては最高のCDである。