このところバイクにばかり夢中になっていたのでLinuxサーバー管理は確認程度で何もいじっていない状態となっています。
基本的には何か問題が無ければいじる事も無いのですが、手動でアップデート等は確認しておいたりする必要はあります。仕事先のLinuxサーバー(mint)は毎日のように操作をしているので、安心なのですが自宅のLinuxサーバーやCentOS6のクライアント、Mintのクライアント等々については起動するさせていない状況です。
家で最初にクライアントマシンのアップデートをしたところ、あるわあるわで約450Mものアップデートが待機しておりました。アップデート完了まで20分以上かかってしまいました。
家ではCentOS6とMintを使っていますが、RedHat系とDebian系なので多少扱いが違う。
アップデートのコマンドもyumだったりapt-getだったりする訳です。
Mintは仕事先で使用しているので、直ぐに使えますが、CentOSコマンドについては、「あれサービスの停止、起動何だっけ?」とかSambaのファイル名はsamba.confだっけ?とか忘れていた事に気が付きました。こういう部分でLinuxがコマンド統一されていない(全部ではないが)ところが扱いにくいと感じる部分なのかも知れません。
元々はUnixの派生であり、BSDからDebian、RedHatから色々なデストリビューションが独自の管理をしているので、その系列に沿ったコマンドやスイッチを覚えておかなくてはならないのですが、いっぺんに複数のpathやらコマンド、スイッチを覚えられない。
似ているが微妙に違ったりする。
コマンド上では、統一して欲しいと願う訳です。
CentOSを使っているとDebian系であるubuntuやmintなど「何だっけかな?」になる。
CentOSも6から7に変更になった時に、サービスの起動方法など大幅に変更がありました。
技術者はその都度、そのように変更されたコマンドやサービス関係、フィルター関係について勉強しておかなくてはならない。個人であれば「それは面倒だから、私は古い6のままでいいや」と言う私のような人も居るはずです。私はOS自体のアップデートが終了するまでは使うつもりでいます。
そんな事で久々の登場である「Linuxコマンド集」の専門書です。
単体ではあまり見ない専門書ですが、端末を使う時には傍に置いてある本です。
この本は某中古書店で108円で購入したもの。
発行日が2000年頃と古いですが、基本的なコマンドは同じです。
違うコマンド集もあり、家には2冊のコマンド集があります。
この1冊をトイレの中に置いておく。
毎日、トイレの中に入る時に必ず、1つのコマンドを覚えるようにする。
すると365日で365個のコマンドが覚えられる訳です。
毎日しつこく同じところを読んでいれば難しいコマンドも何となく分かってくるものです。
特に、コマンド時に使うスイッチ関係です。
HELPで見れば端末で表示されるが、やっぱり覚えておいた方が処理が早い。
何かしらひとつ覚えると、それを応用して使ってみれば何となく使えるのが分かる。
古くは「試験に出る英単語」とかありましたが、それと同じようなものです。
これは暗記しておくしかありません。
コマンドが分かれば、Linuxの試験だって大丈夫でしょう。
某中古書店に108円で売っている。
自分で使う1冊、トイレに置く1冊、電車等で見る為の1冊と合計3冊あれば完璧でしょう。
amazonでも中古で探せば、LinuxのOSの専門書だって1000円以下で買えます。
多少、古い物だって構わない。
自分への安い投資ですが、見返りは大きいですよ。