昨晩から雪が降ってました。
今朝は通勤、皆さんは大丈夫でしたか?
今日のニュース記事でNECが人員削減をする事が書かれていました。
人員削減とか雇止めとか早期退職とか嫌な言葉です。
ましては、NECのソフトウエア関係の技術者のようなので、とても気になります。
それでなくても世の中、ITとかAIとかIotとか言われている中で、そんな簡単に有能な技術者を削減するというのはどうなのか?と考えますよね。
NECと言えばPC98に代表される日本のコンピュータメーカーです。
携帯電話であったり、スマホであったり、そういう電脳製品を作っている老舗です。
NECや富士通は役所関係にも導入されていたりしますよね。
これが、windows95が登場してから怪しくなってきた。
長く、PC98でDOSを中心にソフトを作っていたので、出遅れてしまった。
作ってきたハードも、DOS/V機にシェアを奪われてしまいました。
現在ではパソコンも会社や家庭に行き渡っていて出荷台数も低調である。
会社の規模が大きく、ハード部門がありソフト部門も技術者が充実している。
そんな会社であれば色々な発想が出来ると思うのですが・・・・。
結果、損のくじを引くのは社員です。
自分がその仕事を動かしていた訳ではない。
人を動かしていたのは、経営陣です。
その人達が責任を取らずに人員削減で被害を被るのは社員ですよ。
言い方換えれば、こんな経営者達だからこのような結果になっているという事でしょうか。
仕事でも何でもそうですが、新しい仕事、前からある仕事、それを指示して動かしている経営者は結果によって責任を取るべきですよね。
責任も何も取らず、平然と社内に居られても士気が下がります。
PC98で殿様商売が長かったので、この気分が今でも抜けない会社なんでしょうか。
シャープも東芝も含め日本の大手電機メーカーってやばいですよね。
会社が大きくなり過ぎて舵取りが上手くいかないのか?それとも、今までの栄光にぶる下がっている人が多くいて何もしないで口だけ出す人多いんでしょうかねぇ。
人間が年を取ってきて問題を起こすようになってくると老害と言います。
会社も年を取ってくると老害と同じよう様な現象が起きてくるんですかね。
それとも、扱っている商品自体が浮き沈みが激しいものなのか。
結局のところ、コンピュータ、電気メーカーは落ちるところまで落ちて、生き残った社員が最後の知恵を絞って作った商品で復活するような流れなのかも知れません。
会社の経営者が社員や顧客を見て商売を考えていいるのではなく、株を所有している人達向けに利益還元を考えている以上、これからも良くなる要素は無いでしょう。
会社が利益を出しても、そこで働いている社員に還元されず、株を所有している人達に配分される。
汗水垂らして働いている事が無駄な事をしているように思えます。
大きな会社に属している人は、このような状態になる前に危険を察知して何かしら手を打ている感覚になっている必要がありそうですね。(これは沈む船にはネズミが逃げると同じ)
私が思うには、「小心者の経営者が多い結果」だと考えます。