ももクロが紅白落選 –          おやじdemo_CentOSを使う
11月 272015
 

BABYMETALは出場しないという事は何となく理解出来る。
しかし、ももクロが落選とは・・・。
NHKの紅白の場合には基準が曖昧なので正式なダメ理由は分かりません。

色々と想像してみると・・・・・

BABYMETALが出場しないという事は、人気がない、能力がないという事ではなく、BABEMETALの音楽的な特性から来るものであり、本人達や事務所のマネージメント側を理解している事だろう。

しかし、ももクロの場合は違う。

ももクロは当初、紅白に出場する事を夢見て活動をしてきた。
念願かなって2012年から2014年と3回連続紅白に出場する事ができた。
残念だったのが、1番盛り上がった2011年に出場出来なかった事だろう。
momokuroここ1年のももクロの活動をみると、コンサートを行えば人は集まり、人気はある。
しかし、以前とは何かが違う。

ももクロの良さとは、アウェーOKの何でもやります的な面白さがあった。
売れ始めて曲の世界観も変わった。
問題は何と言っても怪盗少女以上の曲が出ないことだ。
この曲が彼女達の良さを一番現している曲ではないだろうか。

ももクロとBABYMETAL。

最初は、圧倒的にももクロの優勢であったが、布教活動と思想で差が付いた。
海外での人気を別にしてもBABYMETALはメタルという音楽一筋にやってきた。
メタルという音楽思想でのマネージメントをデビュー当時から貫いている。
今は技術に裏付けされた神バンドの演奏力と相乗効果で本物のメタルの雰囲気が漂う。

「BABYMETALはテレビというマスメディアを物事の中心に据えていない」という事だろう。

だから別段、紅白なんてどうでも良いのだ。
YOUTUBEがあれば世界的に広告宣伝ができる。

一方、ももクロの場合には売れ始めた路線を直ぐに止めた。
色々なジャンルの曲を提供してもらうが、売れ始めた以前の曲以上のものは未だに出ていない。
全てが中途半端な感じがする。

これは、明らかにマネージメントの失敗ではないのか。

ももクロがダメになった他の理由もある。

他の競合アイドル達が出てきたからだ。
色合いも同じような、「アイドルだけどこんな事もやります」的なアイドル達だ。

BABYMETALを真似すれば直ぐに分かる。
彼女達が一貫してきた「オンリーワンな存在」なのである。
音楽の新しいジャンルも作り上げてしまったのだ。

アイドルとは一定の賞味期限が切れると悲しいものがある。
世間は冷たく、次から次へと違うアイドルに乗り換える。

ももクロにはめげずに頑張って欲しいと思う。