バイク用ヘルメット内にマイクを取付ける

投稿者: | 2017年4月5日

バイクの乗っている動画を撮る時に問題となっている風切音対策としてヘルメット内にピンマイクを取付ける事にしました。

ヘルメット内にマイクがあれば、喋りながら運転する事も出来ます。
これでMotoBlogも製作できるようになります。

ピンマイクはamazonで1,000円程の安物です。
端子はGoProもどきに合わせてMiniUSB端子のマイクです。

先ずはヘルメットなのですが、取付用に用意したヘルメット(LS2)ですが、写真のような赤色のペイントをしているシステムヘルメットです。このLS2というヘルメットは中国製品ですので信頼性はどうなのか?という疑問はありますが、SHOEIやARAIの価格の高いヘルメットを分解して改造するいはちょっと気が引けるので、価格的に10,000円程で購入できたこのシステムヘルメットに装着する事にします。

写真は古いSHOEIのフルフェイスとこのLS2のヘルメットです。

見てのとおり、大きさが違います。
元々、システムヘルメットの場合には、今自分が使っているサイズよりも一段上のサイズを推奨しているので、SHOEIはLサイズ、LS2はXLサイズとなっています。

大きな違いは、システムヘルメットの方が顎の部分が張り出していて大きいという事です。
以下の写真のとおり、顎の部分が上に持ち上がる関係で前に出っ張っているのです。

この大きく前に張り出している内側にフルフェイスとは違いマイクを設置するスペースがあり、装着し易い感じになっています。

そして顎の内側にある緩衝剤を引き抜きます。
左右のフックに止まっているだけなので、上手く手前に引きながら外します。
するとこんな形をしています。

緩衝剤は発砲スチロールの様な軽い素材です。
改造に使用する工具関係はこの電動ドリルと接着剤(ボンド)です。
緩衝剤がスチロールの様な素材なので、アルコール系の接着剤を使うと溶けてしまう可能性があるので必ず木工用ボンドで接着するようにしてください。

そして取り付けるマイクはこのピンマイクです。

マイクにはネクタイピンを留めるような小さな挟み込む部品が付いていましたが、これは邪魔になるので外しておきました。はまっているだけなので直ぐに外れます。

そしてマイクを装着後の写真です。
丁度、口先あたりにマイクが位置するようにセットしてみました。
取付方法は、ドリルで穴を開けて、マイクのケーブルを通すだけです。
そして固定するために、前、後ろの穴に木工用ボンドをたっぷり流し込む。
穴は、ミニUSB端子も通過させなくてはならないので、ちょっと大きくなりますが、この隙間は木工用ボンドをたっぷり入れて固定できると思います。

後は放置して1日養生します。
マイクがずれないようにしてボンドが乾くの待ってから装着して完成となります。
その時には、マイクのケーブルが長いので上手くメット内の隙間に収めて、引き回してからカメラに直ぐに装着できる位置にソケットが出るようにしておきます。
使わない時に邪魔にならないよう透明な梱包テープで留めておきました。
横の黒いマウントはカメラを装着するマウントで強力な両面テープで付いています。

完成後は、カメラにマイクを取付けてマイク音量を調整しますが、私の使っているGoProもどきでは、音量が、最大、中、小となっています。中で調整しようと思ってます。
以前、最大で録画してら、音が割れてしまっていたので、中か、小が良いのかも知れません。

以上、作業的には15分程度と比較的簡単なものです。
これも安い価格のメットなので弄ってもいいかという気持ちでやれるところがいいですね。

久しぶりに写真付きの説明ブログとなりましたが、いかがでしたでしょうか。
出来上がった動画が満足に仕上がればyuotubeにアップしてみたいと思っております。

ちなみにかかった費用ですが・・・・

①システムヘルメット  13,800円
②GitUp1 Pro       12,800円
③ピンマイク              990円
④サイドマウントキット   820円
⑤MiniSDカード32GB    2,500円(ちょっと忘れた)

合計:30,910円でした。

正規のGoPro買うよりも安く済んでいるところがいいですね。

 

★4月7日 追記

この作業をした翌日にマイクの固定を確認して、マイクの音量調整をしてみました。

GitUp1には音量を調節する機能はありますが、ボリュームの調整だけです。
種類は・・・

①100%
②75%
③50%
④なし

ヘルメットを被ってカメラを繋げて、テストしてみたところ、75%では音割れが発生する事がある。50%については音割れはありませんでした。

ただ、50%の設定にして、バイクのエンジン音が入るかどうか?は微妙なところでしょうか。

1度、バイクに乗ってテストが必要です。

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