飲食店などでCDやパソコンを使って音楽を流しているとJASRACに使用料支払いをしなければならないというニュース記事がありました。
確かに著作権保護という事では必要な事だとは思いますが・・・・。
以前から徴収していたのでしょうか。
それともそういう仕組みがあっても取り立てて来なかったという事でしょうか。
私が学生の頃には、ロック喫茶やジャズ喫茶があり、レコードをかけてくれる喫茶店がありました。
最近は、こういう店も少なくなり、お酒を飲みながら好きなCDをかけてくれる店も無くなりました。
あの時代でもJASRACは使用料支払いを請求していたのでしょうか。
個人経営の店や企業経営の店もあり、CDを使う場合には、個人事業主であれば、店で購入したのも同じ事、買ったCDを自分の家同然の店でかけてなぜいけないのか。と思ったりするわけです。
そう言えば、私が大学生の頃にバンドを組んでハードロックのコンサートを開催した時にも、どこから聞き付けて来たのか?著作権協会さんから私宛に電話があり、「どのような曲を演奏するのか?」「何曲演奏するのか?」。「何バンド出演するのか?」などなど聞いてきて、自分のバンドが演奏する分の著作権料(金額は忘れましたが大した額ではありません)を払った記憶が蘇りました。
このJASRACに払った金が、ちゃんと作曲家や作詞家、バンドに支払われているのかどうか?
もしかして協会の運営資金(給料とか)になっているのか。
これは、作曲家などに支払われるお金ですよね。
どこにプールされて、どのように分配されるのでしょうか。
いちいち、誰の何のアルバムを何回かけたか?聞かれるのでしょうか。
使用料金は、店舗面積500平米以下の場合は年額6,000円(月額500円)という事です。
この500平米以下というのは人数的には100人未満の客という事です。
そんなに高くはありませんが、どこからこの金額が出てきたのか不思議ではありませんか。
金額×店舗数でざっくり収入金額が計算されているような感じしませんか。
CDの売り上げが低下している関係で、他に取れるところから徴収しようかなって考えないですよね。
こういう団体って、複雑な仕組みを作り、ややっこしくするの得意ですよね。
店で、youtubeをかけていても支払わなくてはならんのですか。
せめて、個人事業主が自分で購入したCDやレコードは無料で良いのではないですか。
大して儲からない趣味で営業しているような店に取り立てるような行為はどうかと思います。
作曲家や作詞家、バンドがこのような行為を望んでいれば別ですが、CDをかける事はその音楽を宣伝している事にも繋がっているのではないですか。店で聞いた音楽が忘れなくて買った人もいるでしょう。著作権保護の観点よりも団体保護の観点で捉えているように感じます。
不要な団体も沢山あるし(何とか機構とか)・・・
こういう団体もそろそろ整理整頓が必要ではないですか。