毎日、猛暑が続いています。
猛暑の上に湿度も高いので非常に気持ちが萎えてしまいます。
そして、この暑さで家のネットワークや会社のネットワークが繋がらなくなってしまうケースがこのところ沢山出て来ています。
勿論、原因は暑さによる機器の不具合です。
特に問題となるのが、ルーターです。
ルーター自体がネットワークの元、そしてWiFiにもなっています。
このルーターが熱をもってしまい転送速度が落ちる、WiFiが繋がりにくくなる、ルーター自体が落ちてしまうという現象が出てくるのです。
また、ネットワークに繋がっているハブも熱をもっているので、こちらも落ちてしまう場合があります。
どちらにしても、原因が何なのか?先ずは検証をする必要性があります。
①WindowsのPCから、コマンドプロンプトを管理者として実行してルーターが落ちていないか確認をします。
②コマンドは・・・ ping 192.168.○。○ enter と入力します。これはルーターのアドレスIPです。
③ルーターがきちんと動いている場合には・・・・
C:\WINDOWS\system32>ping 192.168.○.○
192.168.○.○ に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
192.168.○.○ からの応答: バイト数 =32 時間 =1ms TTL=64
192.168.○.○ からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=64
192.168.○.○ からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=64
192.168.○.○ からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=64
192.168.○.○ の ping 統計:
パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
最小 = 0ms、最大 = 1ms、平均 = 0ms
上記のような表示がされますが、接続不良の場合には全てがエラー(100%の損失)となります。
④エラーの場合でも経路にあるハブが落ちているケースもあるので、ハブも電源を抜き差しし直し再 起動をしておきましょう。
⑤ルーターの電源も抜き差しをして再起動をしてみてください。
⑥もう一度、コマンドプロンプトを管理者として実行して確認する。
と言う流れになります。
問題なのは、一度ルーターが熱で固まると、二度も三度も固まり易くなるという事があります。
ルーター機器自体が非常に熱に弱いので、エアコンの効いている場所に移動させるか、扇風機などで風を当てるようにすると固まり難くなります。
WiFiが直ぐに切れる、速度が遅い場合にも熱が影響しているので、固まる前に対処すると良いと思います。