昨日の土曜日に錆取り作業を行いました。
錆や傷、汚れなど古いバイクだと気になってしまうと沢山やらなくてはならない箇所が増えてきます。
一度に全部をやろうとすると上手くいかないので、必ず時間が空いた時に一箇所、二箇所と位置を決めて作業をするようにしています。
そこで今回は・・・・・
・ラジエターの保護の網
・チェーンカバー
この2箇所の錆取りと塗装を行う事にしました。
★必要資材
・ワイヤーブラシ
・紙ヤスリ(800番と1500番くらい)
・黒い塗装用スプレー
・シリコンオフ
・マイナスドライバー
・プラスドライバー
こんな感じです。
この2箇所をの部品を外すのはプラスドライバーがあれば充分です。
マイナスドライバーは、錆が浮いている箇所を削るための物です。
作業する前にエンジンを掛けて車体周りをを見てチェックします。
エンジンは暖かい気温のお陰でチョーク不要の一発始動です。
マフラーのショート管もバッフルを直したので音も静かです。
周囲を見るのは、オイル漏れ、ガソリン漏れなどが無いかどうかです。
特にキャブレター周辺にガソリンが付着していないか?漏れていないかは左右良く確認が必要です。滲みがあればパーツクリナーで掃除をして位置を確認します。次回漏れていないか再度チェックが必要となります。今回は大丈夫でした。
2つの部品を外して良く確認します。
錆が塗装内部でブツブツ状態になっているのが、チェーンカバーです。
この部品は地味なんですが、結構目立つ位置にあるので前から綺麗にしたいと考えてました。
先ずはワイヤーブラシでゴシゴシやりますが、ブツブツまでは取り切れません。
ここは、マイナスドライバーで削ってしまうのが良い。
多少傷が付いても大丈夫、紙ヤスリで擦って表面は綺麗に整えます。
一方のラジエターの網ですが、黒い色が抜けてしまっていいて、全体的に疲れている印象です。
これはワイヤーブラシで丁寧に擦って錆を落とします。
網の四方は紙ヤスリで整えます。
そしてシリコンオフで油分を取って塗装をします。
二度塗り、三度塗りして一度に沢山吹きかけないようにします。
乾燥時間は30分ほどです。
完成品がこれです。
完璧とまでは行きませんが、まぁまぁでしょうか。
前の錆が浮いてボツボツ状態だった事を考えれば良しでしょう。
ついでに駄目なウインカーの写真も掲載しておきます。
LEDのウインカーですが、黄ばみとゴムが曲がってしまっています。
ウインカー自体の機能に支障はありませんが見た目が悪いです。
次回の錆取りはフロントライト周辺のブランケット周りの錆取り塗装を考えています。
メーター下、ヘッドライト下のステーって結構錆びていますよね。
黒い塗装も剥がれていて赤錆が浮いています。
きちんと錆取りをして塗装をしたいと思います。
安物は早めの交換が必要です。