錆取り –          おやじdemo_CentOSを使う
2月 142021
 

昨日の土曜日に錆取り作業を行いました。

錆や傷、汚れなど古いバイクだと気になってしまうと沢山やらなくてはならない箇所が増えてきます。

一度に全部をやろうとすると上手くいかないので、必ず時間が空いた時に一箇所、二箇所と位置を決めて作業をするようにしています。

そこで今回は・・・・・

・ラジエターの保護の網
・チェーンカバー

この2箇所の錆取りと塗装を行う事にしました。

★必要資材

・ワイヤーブラシ
・紙ヤスリ(800番と1500番くらい)
・黒い塗装用スプレー
・シリコンオフ
・マイナスドライバー
・プラスドライバー

こんな感じです。

この2箇所をの部品を外すのはプラスドライバーがあれば充分です。
マイナスドライバーは、錆が浮いている箇所を削るための物です。

作業する前にエンジンを掛けて車体周りをを見てチェックします。
エンジンは暖かい気温のお陰でチョーク不要の一発始動です。
マフラーのショート管もバッフルを直したので音も静かです。

周囲を見るのは、オイル漏れ、ガソリン漏れなどが無いかどうかです。
特にキャブレター周辺にガソリンが付着していないか?漏れていないかは左右良く確認が必要です。滲みがあればパーツクリナーで掃除をして位置を確認します。次回漏れていないか再度チェックが必要となります。今回は大丈夫でした。

2つの部品を外して良く確認します。

錆が塗装内部でブツブツ状態になっているのが、チェーンカバーです。
この部品は地味なんですが、結構目立つ位置にあるので前から綺麗にしたいと考えてました。

先ずはワイヤーブラシでゴシゴシやりますが、ブツブツまでは取り切れません。
ここは、マイナスドライバーで削ってしまうのが良い。

多少傷が付いても大丈夫、紙ヤスリで擦って表面は綺麗に整えます。

一方のラジエターの網ですが、黒い色が抜けてしまっていいて、全体的に疲れている印象です。
これはワイヤーブラシで丁寧に擦って錆を落とします。
網の四方は紙ヤスリで整えます。

そしてシリコンオフで油分を取って塗装をします。
二度塗り、三度塗りして一度に沢山吹きかけないようにします。
乾燥時間は30分ほどです。

完成品がこれです。
完璧とまでは行きませんが、まぁまぁでしょうか。
前の錆が浮いてボツボツ状態だった事を考えれば良しでしょう。

ついでに駄目なウインカーの写真も掲載しておきます。
LEDのウインカーですが、黄ばみとゴムが曲がってしまっています。
ウインカー自体の機能に支障はありませんが見た目が悪いです。

次回の錆取りはフロントライト周辺のブランケット周りの錆取り塗装を考えています。
メーター下、ヘッドライト下のステーって結構錆びていますよね。
黒い塗装も剥がれていて赤錆が浮いています。

きちんと錆取りをして塗装をしたいと思います。
安物は早めの交換が必要です。

2月 122021
 

自動車もバイクも古くなれば錆が出てきます。

バイクの場合には雨に濡れればエンジンが剥き出し状態なので至る所から錆が発生して外観が汚く見えてしまいます。

私が中古で購入した時には結構、赤錆、アルミ部分には白錆が発生していました。

分解しなくても掃除し易い箇所はワイヤーブラシやピカール等で錆び取りをしましたが、細かな部分までの錆は取り切れていません。

本格的に全体の錆や汚れを取るには分解清掃しかありません。

ただ、分解清掃するには分解するための道具やお店を広げておく場所が必要です。

その道具も場所も無い場合には、本当に少しずつ錆取り作業をするしかありません。

錆取りをする作業と言えば・・・・

・ワイヤーブラシでゴシゴシ磨く
・ピカールや錆取りクリームで磨く
・サンポール(酸)に浸けておく
・黒錆に転換させる

というような作業方法があります。

自分のバリオスを見ていて汚い!と思うところはネジ類です。

・エンジン周りのネジ
・マフラーの留めネジ
・ステップの六角ネジ
・ラジエターカバーのネジ

殆どのネジのネジ山が赤く錆ています。

アルミの錆びないネジに交換する方法もありますが、これはネジ代がかかります。

ネジの錆を取って色を塗るという方法もありますが、これは安っぽく見えてしまいます。
酸で錆び取りをしたら中和してピカールで磨き、そのまま取付ようと考えています。

バリオスの純正部品ですが、まだ販売されている物については小さな部品を含めて少しずつ交換した方が良さそうです。

クラッチワイヤーの根本にあるカバー等も外から見えるのでピカピカしていた方がいい。

アルミのラジエターカバー等も灰色にくすんでいる状態では見栄えが悪い。

アルミ製の部品は少しずつ定期的にピカールで磨く事によっていつの間にかきれいになります。

・エンジンのヘッド部分
・エンジンのカバー
・ラジエターカバー
・ステップのカバー

これらの部品は磨いておくと綺麗に見えると思います。

部品や車体の錆取りの作業って、地味な作業ですが効果は絶大です。

旧車乗りは、面倒がらずにこの地味な作業やって行きましょう!

1月 112021
 

緊急事態宣言になってしまいました。

家族で出掛ける事はコロナ禍になってから殆ど無いので全然問題はありません。
ただ、強力な新型コロナウイルスが日本にも侵入してきた事が心配です。

感染力が強い上に、症状が重くなり易いのかどうか。

納豆やビタミンを摂取して自己免疫を上げていきましょう。

さて、この土日でヤフオクで落札した「バリオス・ギルドデザイン用ショート管」の錆び取り等の作業を行いました。

「寒い中良くやるよ」とは家の奥さん。

好きな事をやるのは暑さ寒さなんて関係ありません。
やる気の問題だけですよね。

何事も「やる気が起きない」「かったるい」と思うようになってしまうのは、自身が老化していてしまっているか、うつ状態ですよ。

やる気が無くても作業を始めてしまえば楽しくなるはずです。

★錆取り・塗装作業のために用意した商品

・はけ
・ワイヤーブラシ(真鍮)
・塗装剥離剤
・耐熱塗装スプレー(ブラックつや消し)
・電動工具用ワイヤーブラシ
・錆防止転換剤
・400番・1500紙やすり
・へら(塗装剥がし用)

これら全部amazonで購入して、6000円ほど也。
木曜日ネット注文して、金曜日夜に届きました。

★容易した道具

・電動インパクトドライバー(充電式)
・10・14レンチ・ソケット・T型レンチ

先ずは塗装を剥がす工程ですが、これが大変でした。

購入した剥離剤の効果が薄く、放置しておいても塗装が浮いて来ない。

仕方なく、へらでゴシゴシ擦っても表面の塗装が剥がれるだけで、純正の焼き付いた塗装は全然剥がれない。剥がれるのは前所有者が錆止めに吹いた塗装が少し落ちた程度。

嫌気が差して、マフラーをボロ布で拭き取り、水洗いをして元の状態に戻す。

電動工具にワイヤーブラシを取り付けて強引に錆び取り塗装剥がしをする事にした。
エキパイ根元周辺の錆びた個所は良く剥がれ落ちる。
が・・・
純正の焼き付け塗装はこちらも微動だにしない。
錆が浮いて盛り上がった個所は良く落ちる。

電動工具のバッテリーもこの寒さなので連続使用すると15分もたない。
作業をするのに3回も充電を繰り返した。

それでも塗装は剥がれないが、錆はとりあえず浮いている個所など落とす事は出来た。

あとは、400番の紙やすりで全体をゴシゴシ磨く。
これが結構疲れます。

手はガサガサで真っ黒になり、いい加減飽きてきたので本日の作業は中止にしました。

★反省点

・塗装剥がしが思っていたより大変である。
・剥離剤によっては効果が薄く、全部剥がす事が出来ない
・剥離剤は水性よりも塩素系の方が効果は高いかも
・電動工具のワイヤーブラシ(カップ)は細かい部分の作業が出来ない
・剥がれないので気分が落ち込む

本来であれば、納得のいく形までその作業を行う事が必要かと考えていますが、なにしろ置き場所が無い、作業途中で放置をしておけない環境なので、そこが非常に困る事である。

最後に水洗いをして、錆防止剤(転換剤)を塗ったところで初日(土曜日)の作業は終わりとしました。

次は、塗装、取付編へ