A2 –          おやじdemo_CentOSを使う
9月 052022
 

長年、メンテをしながら乗ってきましたが、この8月に売却をしました。

当初は売らないで手元に置くつもりで考えていましたが、やはり旧車は乗りながらメンテをしないと維持が出来ない事でそうなりました。

ここ最近は、家で介護があり1日バイクに乗っている時間が取れずに、置いてある時間の方が長かった。

通勤にはアドレス110もあるので、「一度、手放すか?」という気持ちになりました。

売却額は20万円でした。

1992年式のA型バリオスでこの値段は納得できる値段かと思います。

次には400ccの4気筒を最後に買いたいという気持ちがあります。

その間は貯金をして行こうと思っています。

ドナドナされる前、最後に撮影した写真です。楽しい思い出ありがとう。

5月 022022
 

この連休で出掛ける予定が無い私は、久しぶりにバリオス掃除をしました。

普段、バリオスは屋根の付いた置き場に駐車しています。
その関係でシートはせずに、そのままの状態で置いてあります。

凄い汚れている訳では無いが、アルミのくすみや埃等が凄い状態です。
黄砂の関係もあるのか黄色っぽい砂のような物が溜まっています。

本来であれば、高圧の水で流してしまうのが細かな部分まできれいになるのですが、そこは旧車なのでなるべく水を掛けないように掃除をします。

特にガソリンタンク、エンジン周りは水を掛けたくない。

ゴム類なども劣化している可能性があるので、バケツに水を入れてジャブジャブと雑巾で流していきます。

それが終わったら、濡れている状態でWAXを吹いて水を拭き取ります。

軽く乗ってくれば一番、水が飛んで良いのかも知れません。

この半年間は乗っていなかった事もあってチェーン等も赤錆が出ていました。
チェーンって直ぐに錆が浮くんですよね。

クリーナーでチェーンを掃除して油を差しておきます。

・・・ここで体力の7割を消耗している。

ここからホィールやエンジン等のアルミ部分をブルーマジックで磨きます。

いつも思うのはアルミ部分を磨くと不思議とタオルが真っ黒になる。

これは汚れなのかアルミが削れると黒くなるのか?分かりませんが、バイク1台を磨くと大体タオル1枚は真っ黒になり捨てるようです。

アルミ部分を磨くにはハンドタオルのような紙製品が良いのかも知れません。

中腰で作業しているので腰が痛くなります。

アルミ部分は磨き上げると、銀色の鏡面のようになり非常に美しくなります。

私的にはエンジンのヘッド周りラジエターカバー等綺麗だと美しく見えます。
触ってみるとザラザラ状態からツルツル状態になっています。

・・・ここで体力の9割を消耗している。

最後にシリコンスプレーの登場です。

どこに使うのかと言えば・・・・・

1.ハンドルスイッチ類周辺
2.エンジン(プラグキャップ・ホース類)
3.リアタイヤカバー
4.フロントインナーチューブ
5.メーター周辺

上記、5か所に吹いて、一日放置しておきます。

次の日にシリコンスプレーを吹いた部分を乾いた布で拭いておきます。

特にFのインナーチューブにシリコンを吹いておくと錆防止と動きが滑らかになり、ゴムのひび割れ防止にもなります。

プラグキャップや配線などにも吹いておくと電気の流れが良くなります。

電装系も古くなると埃や汚れなどで電気の流れが悪くなったりします。
特にソケットになっている部分は一度ソケットを外して、そこにシリコンスプレーを吹いておくと非常に効果があります。

後は、前後タイヤの空気圧をチェックして終了です。

これでいつでも乗り出せる状態となりました。

さて、この5月の連休は久しぶりに200kmくら走ってみようかな。

4月 192022
 

これからバリオスに乗りたい、買いたいと思う人向けに選択する時に必要な事を書いておきたいと思います。

バリオスを中古車で購入する時に2台のバリオスがありどちらを選ぶか悩みました。

1台は今の92年式のバリオスでいわゆるA2と呼ばれる型式です。
そしてもう1台が赤白ツートンの95年式か96年式でⅠ型最後のバリオスです。

値段的には大して変わらない。

外装は赤白ツートンの方が年式が新しいので綺麗に見えた。
そしてこのツートン色は限定色でもある。

お店の主人は、一見、新しい方がよく見えるがA2の方がエンジンが良い。
あきらかに速さが違う。と説明していました。

あきらかに速いと言うのは、エンジンの吹き上がりが速いという事のようだ。

45psと40psでたかが5psの違いだがその差は大きいように言う。

どちらもエンジンを掛けてもらったが、A2の方がエンジン始動時の低速回転でも安定していた。

店の主人曰く、「低回転で安定しているのはエンジンの圧縮があるから」と説明される。

始動時は1000回転前後(チョークは入れず)でエンジンが停止しないでゆっくりとリズムを刻んで動いているのはピストンの圧縮が高く維持できているからという事である。

オイル交換もせず乗っているとピストンリングが摩耗して圧縮が低くなると低回転で安定したリズムを刻む事は出来ずにエンジンは停止してしまう。

特にバリオスのような高回転型エンジンには致命傷となる。

動画等で販売するバリオスのエンジンの始動性が良いと説明される物があるが、アイドリングの回転数に注目して欲しい。

チョークを入れていない状態で2000回転位回っていたら危ないエンジンである。
その位、回転数を上げないとエンジンがストールしてしまうからである。

バリオスの基本アイドリング回転数が1500~1600回転ほどである。
エンジン始動時はチョークを入れなければ1000~1200回転と低い。

この状態で、「ボッ・ボッ・ボッ」と安定したリズムを刻む事が出来るエンジンは調子の良いエンジンの証であると覚えておいて欲しい。

これはA2に限らず、バリオスⅡでも同じ事が言える。

また、キャブレターの不調はこの種のバイクには必ずある。

理由は乗らなかった時間の長さによってキャブレターのダメージが違うということ。

分解・清掃・調整・同調を行って、乗りながら調整をやっていくしか方法は無い。

同調は一度調整すれば、大袈裟に狂う事は少ない。

季節ごとに調整を行わなければならないのが、パイロットスクリューである。
マフラーを交換した際にも必ずPスクリューの調整は行うべきである。

バリオスを調子のよい状態で維持ずるのは日頃のメンテが重要です。

私の場合には、乗って楽しむ事よりも自分で弄って楽しむ事が好きなタイプであり、対象となる物(バイク)が出来上がってしまうとやる事が無くなりつまらなくなる。

逆にアドレス110のようなスクーターは通勤車なので余計な事はしない。
弄って壊してしまう事を避けるためである。

バイクが趣味というと、どうしても大型バイクや買えないような高価な旧車をイメージするが、基本は自分が愉しむことである。

排気量がどうの、バイクの形状がどうの、言う輩が結構多くいるが、そういう輩に限って何も乗っていない、ただの妬みである。

125ccや250ccでも自分が愉しければそれで良い。

排気量が小さくてもエンジンやキャブレター等の知識は得る事ができる。