錆 –          おやじdemo_CentOSを使う
2月 122021
 

自動車もバイクも古くなれば錆が出てきます。

バイクの場合には雨に濡れればエンジンが剥き出し状態なので至る所から錆が発生して外観が汚く見えてしまいます。

私が中古で購入した時には結構、赤錆、アルミ部分には白錆が発生していました。

分解しなくても掃除し易い箇所はワイヤーブラシやピカール等で錆び取りをしましたが、細かな部分までの錆は取り切れていません。

本格的に全体の錆や汚れを取るには分解清掃しかありません。

ただ、分解清掃するには分解するための道具やお店を広げておく場所が必要です。

その道具も場所も無い場合には、本当に少しずつ錆取り作業をするしかありません。

錆取りをする作業と言えば・・・・

・ワイヤーブラシでゴシゴシ磨く
・ピカールや錆取りクリームで磨く
・サンポール(酸)に浸けておく
・黒錆に転換させる

というような作業方法があります。

自分のバリオスを見ていて汚い!と思うところはネジ類です。

・エンジン周りのネジ
・マフラーの留めネジ
・ステップの六角ネジ
・ラジエターカバーのネジ

殆どのネジのネジ山が赤く錆ています。

アルミの錆びないネジに交換する方法もありますが、これはネジ代がかかります。

ネジの錆を取って色を塗るという方法もありますが、これは安っぽく見えてしまいます。
酸で錆び取りをしたら中和してピカールで磨き、そのまま取付ようと考えています。

バリオスの純正部品ですが、まだ販売されている物については小さな部品を含めて少しずつ交換した方が良さそうです。

クラッチワイヤーの根本にあるカバー等も外から見えるのでピカピカしていた方がいい。

アルミのラジエターカバー等も灰色にくすんでいる状態では見栄えが悪い。

アルミ製の部品は少しずつ定期的にピカールで磨く事によっていつの間にかきれいになります。

・エンジンのヘッド部分
・エンジンのカバー
・ラジエターカバー
・ステップのカバー

これらの部品は磨いておくと綺麗に見えると思います。

部品や車体の錆取りの作業って、地味な作業ですが効果は絶大です。

旧車乗りは、面倒がらずにこの地味な作業やって行きましょう!

1月 062020
 

2020年も安全にバイクに乗ろうと思っています。

この歳(今年で60歳)になるとバイクに乗っても飛ばす事はありません。
ただ、エンジンの調子をみるために直線でレッドゾーン近くまで回す事はあります。

250ccの4気筒エンジンなので元々が高回転型のエンジンです。
時々高回転を回してあげないとカーボンが溜まってしまうからです。

2019年には、ちょっとした電気系統のトラブルで調子が悪くなった事がありました。
これは、プラグコードの緩みによるプラグの着火不良が原因でした。
走っている最中に3気筒になっている事が分かり自分で修理をしました。
古いバイクになると電気系統のトラブルも以外に多く発生します。

大体が、プラグコードの劣化やそれに伴う配線関係のトラブルが多いと思います。
4気筒の場合には配線も多いのでその分注意が必要です。

配線については点火コイルにも注意です。

燃料タンクを外さなくてはなりませんが、コイルにプラグコードが繋がっています。
そのコードの根元が緩んでいたり、湿気で錆びたり緑青が付着したりていて通電が悪くなっている場合もあります。

もちろんコード自体が劣化していてヒビが入ったりしている場合には即交換です。
晴れている日は良いとしても雨が降って濡れれば電気がリークしてしまいプラグには微弱電気しかいきません。
そうなると最悪はエンジンストップ、アインドリング不安定、高回転時の失火等の原因になります。

私の場合には1番のコイルの元が緩んでいました。
これだけで3気筒になり不調になるんですね。
コイル自体は耐久性もあり、内部が錆び等で劣化していない限りは壊れる部品では無さそうです。

コードの取り付けを全気筒行いましたが、この作業の効果は絶大です。
コイルにコードを取付けるのはコードを差すだけなんですよ。
だから振動などで緩みが出てきてしまうんですね。

走っていて急に吹け上がらないとかアイドリングが不安定とかの症状はコードの緩みが結構あると思います。

①エンジンの始動性が良くなった
②エンジンが力強い音になった
③5000回転あたりにあったトルクの谷が解消された
④低速のトルクが増したように感じた

音に張りがある。
特に③のトルクの谷の解消にはびっくりしました。いつも5000回転前後のエンジンの吹け上がり、音がいまいちだったのが、たったこれだけで解消されるとは思ってもみませんでした。

私はてっきりキャブレターの調整不具合だと思っていました。

プラグはもう1年以上使っている物をそのまま使っているので新しいプラグに交換し、プラグコードもNGK等の良いコードを使えば更に効果は期待できると思います。プラグですがあえてイリジウムを使う必要性もありません。標準の9番でよろしいと思います。

冬の時期はエンジンの始動性で調子が良く分かります。
暖気後には1500~1600回転で安定しているか?音はどうなのか?

これは簡単な作業なので丁寧にやって欲しいと思います。

2020年は先ず最初に点火系統のリフレッシュから始めませんか?