オークション –          おやじdemo_CentOSを使う
7月 202020
 

まさか、その④までになるとは思っておりませんでした。

初めての方は、その①その②その③を読んでから当記事を読んでいただきたいと思います。

中古車は新車と違って、同じ個体は絶対にありません。
似たような個体、同じような距離、年式であっても使い方次第で良い個体になったり悪い個体になったりします。

その見極め方について、①、②、③と書いてきました。

★結局は乗ってみないと分からない?

外見、エンジンの状態と自分で見極めたとしても、それが結果的に良くなかった、直ぐに故障したとかあるのも中古車です。

はっきり言って、これは販売店の人も分からない事です。

壊れた理由も前から症状があって故障したのか?
それとも自分が乗って乗り方が悪かったから壊れたのか?

神のみぞ知るという事でしょうか。

結局は、運的な要素もあります。

新車で購入しても壊れる個体はあり、何となく調子が悪いという個体もあります。
全てが巡り合わせで、たまたま自分のところにその個体が来たという事なんですね。

以上のように慎重に見極める人、適当に決める人、その人のもっている運が最終的な判断を下しているのかも知れません。

では見極めるのは無駄なのか?

と言うとそういう訳では無く、悪い個体を選ぶ比率を下げている行為という事になるのでしょうか。

★見極めは、やらないよりもやった方がいい。

そして一番大事なのは、自分が購入後納得するかどうかです。

何もしないで運だけで決めて、壊れてしまった場合は、「あの時、こうしておけば良かった」と後悔するでしょう。

それが自分で調べ見極めた個体であれば「あれだけやったのだから仕方無い」と自分の決定に対して納得する部分があると思います。

★バイクにはメンテナンスや故障の際におつきあいするショップが必要

特に初心者の方は、バイクを自転車と同様に考えている人も多いかと思います。

バイクには定期的にメンテナンスをしなくてはならない事があります。
それはオイル交換であったり、冷却水の補充であったり、ブレーキパッドの交換であったりする訳です。

その一つ一つを3か月から6か月周期で見なくてはならない。

そうなると、自分で作業するからと言う人が居るのかも知れませんが、その作業をするためには場所、工具、消耗品など準備しなくてはならないし、それを実行するための知識も必要になります。

そう考えるとショップで定期的に点検してもらった方が安全です。

オークションで落札したバイクだって、知識のある人であれば分解、組み立てが可能だが、初心者には非常に難しい作業です。

結局は、近くのショップに高い点検料を払ってみてもらう事になるのです。

★やはり近場の信頼出来るショップを使うのがいい

中古車を買うにしても結論的には、自宅から近いショップで購入するのが賢明ではないでしょうか。

壊れても気兼ねなく見てもらう事ができるし、そこで購入した個体ならば、修理代を安く済ませてくれる可能性もあります。

ショップも良い店、悪い店があるので、自分で立ち寄って社長や従業員の人格を自分也に判断するのが良いでしょう。特に大型店は良し悪しがはっきりしていそうです。

私は小さな個人修理店でお願いしています。
調子が悪くなったらメールで症状を伝えて、対処方法を聞いたり、悪い箇所を教えてくれたりと非常に良くしてもらっています。

そこまで親しくなるには、オイル交換やら部品交換などの作業を依頼をした実績がお互いの信頼を作っているように思います。

バイクは中古であっても高額です。

直ぐに欲しいという気持ちを抑えて吟味する時間を必ず作ってください。

そして現車を見る、音を聞く事を忘れないように。

7月 142020
 

久しぶりに読者の方からメールを頂きました!

ありがとうございます。

メールの内容としては、「バイクの中古車はどんな基準で選んでいますか?」という内容です。バイクの場合には中古車を選ぶという人が少なくありません。

中古車を選ぶ理由が、「欲しいバイクがもう販売されていないから必然的に中古車しかない」という事もありますし「足として使うので値段の高い新車は要らないから」という人もいるのかと思います。

基本的な考え方として「なるべく安く購入したい」という気持ちは全ての人に共通するのではないかと思います。

ただ、この「なるべく安く」というのが曲者なのです。

安かろう悪かろうの個体も多くあるので見極める目が必要となります。

★バイクの中古車を購入する方法

1.中古車販売店で購入する
2.ヤフオク等オークションで購入する
3.友人・知人から購入する

主にこの3点であると思います。

最近はオークションで買う人が多いように思いますが、これが結構問題となります。

オークションの場合には引き渡された瞬間から「ノークレーム・ノーリターン」となり、故障や問題があっても責任は買った人になります。

つまり、買う前に個体を吟味して納得し合意したという事になります。

オークションには個人と販売店、個人でありながら販売もしているという売主がいます。

販売店であれば、点検・整備をして売っている業者もあれば、仕入れたまま何の整備もしない状態でオークションに出品している業者もいます。

同じ車種のバイクでも・・・

★点検整備されたバイク=値段が高い
★点検整備されていないバイク=値段が安い

という事になります。

そして個人出品です。

自分が今まで乗っていたバイクや使わないで保管されていたバイク等様々です。
価格的には、販売店の出品バイクよりも値段的には安いと思います。

しかし、点検・整備はありません。
あくまでも個人間なので、情報としては出品者の言葉を半分信じるしかありません。

近場の出品者であれば現物を確認する事も可能ですが、遠方であると写真や動画でしか情報を得る事が出来ませんし、悪意があってもそれを見極めるのは非常に困難です。

例えば・・・

エンジンは調子良い
転倒はしていない

という表現をしていながら、動画等でエンジンは暖機後の状態を見せていたり、転倒して傷みがあってもその部分を見せなかったりしている訳です。

これは特に個人でありながら販売店のような事をしている出品者に多い。

これははっきり言って「バイク初心者の人」には不向きな選択です。

オークションで初めてのバイクを買おうと考えている人、直ぐに欲しいという
気持ちは分かりますが、面倒な事にもなりやすいので、冷静になってください。

調子の悪いバイクを買うと出費が増え、大変な事になりますよ。
修理している間もバイクには乗れません。

先ずは冷静になって、欲しい車種の情報を集め、メンテナンスの費用や壊れやすい部品などをネットで調べた上で検討すべきです。

 

長くなりましたので、続きは、その②とします。

2月 122020
 

コロナウイルスが広がっている関係で、マスクの在庫が無いようです。

その状況において、マスクをオークションで高値で転売している。
このマスクを転売している事に対して問題があると思っている人も多くいます。

確かに流通量が少なく、店舗で買えないので怒りたくなる気持ちも分かります。

そんなマスク不足の中、行政で備蓄しているマスクを中国に送るという事で、またまたマスクを持っていない人が日本人に配布すべきだ!と言ったりもしています。

しかし、この件、一体誰が悪いのでしょうか?

色々な意見あると思います。

私は、これを予測して買い置きしておかなかった自分が悪いと考えています。

いつもは花粉が飛ぶ前に事前にボックスで買っていたのを忘れていた。マスク自体は災害時にも使用する物なので備蓄品としても保管しておくこと、これも怠っていた。

これが私の答えです。

今回の新型コロナウイルス蔓延で急にマスクが無くなったのは、中国人による買い占めや一部、マスクが不足するであろうと考えて先に買い占めた人達でしょう。

この後者がネット上で転売をしている。
もしかすると中国人の中でも転売している人はいると思いますが・・・。

マスクの転売自体が気にくわない。
日本人ではそう考える人が多いと思います。

倫理的に考えれば、マスクが不足している中、買い占めをして転売する行為自体はいかがかと思います。

しかし、黒ではなく、グレーゾーンな訳で、全てが悪いとは言い切れない。

オークションで転売自体を悪にするとオークションが成り立たなくなる。
オートバイにしろ車にしろ楽器にしろ転売=仕事にしている人がいる訳です。
戦後の日本ではこういう行為当たり前だったのではないでしょうか。
大体、商売で金儲けしようとする人は、そんな事を考えていたら仕事になりません。
だから我々一般人と違いお金を残せるのではないのかな。

という事で、転売について私は何も文句は言いません。
高額でも欲しい人は買えばいいだけの話です。
その内、マスクが流通し始めれば不良在庫になるだけですし。

私はそれよりもお店の販売方法や購入するお客の問題の方が大きいように思います。

中国人に段ボール箱ごと販売したり、一人で二箱までとか決まりがあるのに沢山買おうとするおばさんとか・・・・。

物が不足してくるとこんな事態になるんだなと。

これが大地震だった場合どうなるのか?

マスク以外に、水、食料、燃料、薬、etc 備蓄していますか?
大地震が発生すれば交通網はマヒ、生産工場だって被害が出て生産はできなくなります。

その時に今回のような転売の話は出てくるでしょうか?

1個1万円のカップヌードルだって買う人は買うかも知れません。

普段自分が気にしていない、準備していない、備蓄していないという事は自己責任と思わなくてはならない。

特に小さな子供や高齢者がいる家はこれから起きるであろう東京直下地震、南海沖地震などに対して必要な資材の備蓄はしておけ!というサインでもある。

マスクが買えないからと不満を言う前に自分が必要な資材を備蓄すべきである。

その時には今以上の物不足で混乱するのは目に見えている・・・・。