令和時代のバイク中古車の選び方について その①

投稿者: | 2020年7月14日

久しぶりに読者の方からメールを頂きました!

ありがとうございます。

メールの内容としては、「バイクの中古車はどんな基準で選んでいますか?」という内容です。バイクの場合には中古車を選ぶという人が少なくありません。

中古車を選ぶ理由が、「欲しいバイクがもう販売されていないから必然的に中古車しかない」という事もありますし「足として使うので値段の高い新車は要らないから」という人もいるのかと思います。

基本的な考え方として「なるべく安く購入したい」という気持ちは全ての人に共通するのではないかと思います。

ただ、この「なるべく安く」というのが曲者なのです。

安かろう悪かろうの個体も多くあるので見極める目が必要となります。

★バイクの中古車を購入する方法

1.中古車販売店で購入する
2.ヤフオク等オークションで購入する
3.友人・知人から購入する

主にこの3点であると思います。

最近はオークションで買う人が多いように思いますが、これが結構問題となります。

オークションの場合には引き渡された瞬間から「ノークレーム・ノーリターン」となり、故障や問題があっても責任は買った人になります。

つまり、買う前に個体を吟味して納得し合意したという事になります。

オークションには個人と販売店、個人でありながら販売もしているという売主がいます。

販売店であれば、点検・整備をして売っている業者もあれば、仕入れたまま何の整備もしない状態でオークションに出品している業者もいます。

同じ車種のバイクでも・・・

★点検整備されたバイク=値段が高い
★点検整備されていないバイク=値段が安い

という事になります。

そして個人出品です。

自分が今まで乗っていたバイクや使わないで保管されていたバイク等様々です。
価格的には、販売店の出品バイクよりも値段的には安いと思います。

しかし、点検・整備はありません。
あくまでも個人間なので、情報としては出品者の言葉を半分信じるしかありません。

近場の出品者であれば現物を確認する事も可能ですが、遠方であると写真や動画でしか情報を得る事が出来ませんし、悪意があってもそれを見極めるのは非常に困難です。

例えば・・・

エンジンは調子良い
転倒はしていない

という表現をしていながら、動画等でエンジンは暖機後の状態を見せていたり、転倒して傷みがあってもその部分を見せなかったりしている訳です。

これは特に個人でありながら販売店のような事をしている出品者に多い。

これははっきり言って「バイク初心者の人」には不向きな選択です。

オークションで初めてのバイクを買おうと考えている人、直ぐに欲しいという
気持ちは分かりますが、面倒な事にもなりやすいので、冷静になってください。

調子の悪いバイクを買うと出費が増え、大変な事になりますよ。
修理している間もバイクには乗れません。

先ずは冷静になって、欲しい車種の情報を集め、メンテナンスの費用や壊れやすい部品などをネットで調べた上で検討すべきです。

 

長くなりましたので、続きは、その②とします。

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