2015.01.10、埼玉スーパーアリーナで「新春きつね祭り」が行われました。
私は「賀詞交歓会」という仕事のため参戦できませんでした。
ネットなどで記事を読むと、Tシャツなどの物販販売にすごい行列が出来ていたいた事、1日だけの開催であるのにセットが良くできていた等書かれています。
私の友人であるsaku氏が一人で参戦してきて、当日のセットリストをブログで掲載してくれました。また5月にワールドツアー、6月に幕張でモッシュピットオンリーのコンサートを開催するようです。
とうとう日本の皆さんにもbabymetalの凄さ(良さ)が分かってきたように思います。最初はヘビィメタルというジャンルが中々受け入れられないという日本の風土があり、一部のメタル、コアなアイドルファンの人達しか理解出来ないのではないか?と思っていましたが、杞憂に終わりました。
この人気は海外から逆輸入をされたという事であると思います。
ドイツやフランス、イギリス、そしてアメリカ、ガガ様に同行など2014年はbabymetalにとって飛躍の年であり、その影響が日本国内でメディアからあまり振り向いてもらえなかった分、一気にbabymetalって何なんだ?という話題になり、メタルのリズムと可愛い女の子の声、踊りが、こんなに適合するなんて!と関心された人も多いのではないでしょうか。
言い方を変えれば、海外で人気が出なかったら、国内でも知られた存在にはならなかったはずです。日本人よりも海外の人達の方が、メタルという音楽に対して理解が高い、差別が無いという事です。言い換えれば、メタルは全世界共通の音楽であるという事が実証されたという点、そして何だかんだ言っても、メタルという音楽ジャンルを活性化しているということです。
NHKで2014年の年末に放送された「babymetal現象」はとても的を得ていて、メタル音楽は廃れたというイントロから始まり、babymetalがメタルの救世主である表現をしていました。babymetalのイギリス公演のビデオが流れたりしましたが、私は、イギリスの雑誌社の話、アメリカの技術者の話が今のbabymetalが世界からどう思われているのか?を表現していたと思っています。
babymetalはメタルなのかフェイクなのか?そういう論争が起こること自体がbabymetalに興味がある事である。という評論家の人がいましたが、その通りだと思います。
新曲もドラゴンフォースのギタリストであるsam totmanからの提供だそうです。
これだけメタルという音楽ジャンルを活性化してくれるbabymetalには協力者が現れるという事ですね。FOXサインだって、最初はメロイックサインもどきで馬鹿にされるのではないかと思っていましたが、逆に海外のコンサートで皆さんがFOXサインを出しているのを見て、「おぉ!普通に受け入れられているではないか!」と思ったし、何より日本語で歌い、合いの手も日本語で入れてくれる。 ロックは日本語ではだめだ!って誰が言っていたんだ。
babymetalの音楽は日本語が世界標準語であるのです。