今年の1月末日でスマホの価格が実質0円というのが無くなりました。
実質0円ですが、本来の機器代が0円という事では無く、その機器代を値引きする形で0円という事になっています。なので機器代が0円では無く、その機器代をキャリアが値引きした分を機器代の返済に充てているという事なのです。
注意して欲しいのは、機器代が0円でも毎月の支払の中に本来は存在している。
よって、毎月の支払いを滞納すると返済していないと言う事になりブラックとなる恐れがあるのです。
「俺のスマホは0円だから平気だ!」なんて思わないように・・・。
さて、この実質0円スマホですが、前にいつか復活すると書きましたが、もう復活しているようです。
それも、こそっとお店の机の上やら小さく分からぬように表示している。
出来ない事は最初からやらなければいいのに・・・。
そう思います。
しかし、この業界は魔宮の宮殿、いわゆる伏魔殿です。
何が何でもスマホを売るためには、陰に隠れて悪い事をしても販売台数を稼がなくてはならない。
そこで外から目立たぬように机の上に「実質0円」表示をしているのです。
子どもが親に隠れてタバコを吸っているようなものと同じでしょうか。
元々はスマホをコロコロ交換する人が得をして長期契約者が損をするようになっている仕組みを是正するために行われた事なのですが。結果はどうでしょう。
安いプランが出来上がっただけで意味がありませんでした。
安倍首相が指示をした案件なので、後追いでも引き続き調査をすべきなのではないか?と思っています。多分、このまま放置なんでしょうかね。
そして本題に入ります。
今のスマホは分別すると安い機種(2万円以下)と中程の性能の(4万円前後)と高性能(5万円以上)の機種が存在しています。
Androidを使っている人は中程の性能の機種が多いと思います。
そして日本国内ではシェアが多いiphoneは高性能の部類に入る価格帯です。
AndroidでもXperia等高性能の機種ももちろんあります。
高性能の条件と言えば、CPUの処理能力が高い、今ではオクアコア(8コア)とかでしょうか。
そしてメモリが3GB以上、そして容量が32GB以上となります。もちろん付いているカメラの機能も高解像度の良いレンズが付いていると思います。
そして安いスマホです。
安いスマホはCPUがクアッドコア(4コア)でメモリが1GB~2GB、容量が16GBが妥当な性能です。
このCPU、メモリ、ストレージの容量、そして表示する画面の解像度、カメラ機能の違いとなります。
ストレージの容量は後からSDカードを取り付けて解消できる機種もあります。
SDカードも年々安くなってきていて、クラス10の64GBでも3000円前後で購入出来ます。
安いスマホの16GBとSDカードで64GBあれば保存するデータも含め充分ですよね。
但し、書き込み読み込み速度の速いクラス10のカードを購入するようにしてください。
機種によっては遅いクラス4とか6では動かない認識しても使えないという物もあるようです。
この安いスマホで大丈夫なのか?
すぐ壊れたりしないのか?
画面が美しくない、字が滲んで汚くないのか?
などなど購入するのに躊躇してしまう要素があります。
元々、スマホの使い方がネットでニュース記事を読む、メールを使う、LINEを使う程度の人であれば、充分に使えてしまうと思われます。
スマホ本体代が安い上にMVNOの安いシムで使えば超安上がりのスマホになります。
これこそ、2年使えば元は取れる機種ですよね。
同じような事を高性能のスマホにすれば5年以上同じスマホを使わなくてはなりません。
機器代の2万円を2年で割ると毎月834円程度ですよ。
これに3GB程の音声付シムが1600円として、毎月2434円となります。
電話をちょこっと使っても3000円以内には収まるのです。
もうスマホに高い料金を払うのは止めるべきです。
魔宮の宮殿に年貢を納めているようなものです。
その浮いたお金で本や雑誌、音楽CDを購入した方がお得です。
今まで8000円も毎月かかっていた人は5000円が浮くのです。
5000円あれば、ブックオフで100円の本が50冊近く買えます。
CDであれば新品が1枚、中古で2枚購入できるでしょう。
買った品は、ちゃんと物として残ります。
スマホ代金なんて結局何も残りません。
この安いスマホは乱暴な扱いをする、女性や子供にはピッタリではありませんか。
子供の頃から高性能のスマホを持たせている親っていかがなものですか。
安いスマホの性能面での比較をして安い中でも性能が良いと思われる機種を選択しましょう。
安いスマホでもスマホはスマホ、同じ事が出来ます。
貧乏人は安いスマホで予算を浮かせましょう。