4stで250ccの4気筒エンジン搭載のバイクは現在どこのメーカーにもありません。
400ccのバイクですらツインエンジンばかりになりつつある。
最後まで250ccで4気筒を出していたのがHONDAで車種はホーネットとなります。
2stしかり、4st4気筒エンジンも排気ガス規制で消滅した事になります。
確かに2stのエンジンから出る煙は凄かった。
冷えた時は尚更、煙が多く、煙幕を張っているようでした。
4st4気筒エンジンの場合には、煙は出ないが燃費が悪い。
リッター20km前後が普通の数字ではなかろうかと思う。
現在の250ccの主流は、単気筒とツインエンジンである。
ツインは2気筒という事になるのだが、パラレル(並列)ツインとV型ツインがある。
KAWASAKIのNINJA250はパラレルツイン、HONDAのCBR250Rは単気筒、最新のCBR250RRでパラレルツインエンジンになる。馬力についても現在は30馬力前後が多い。勿論、単気筒のエンジンであれば25馬力とか低い数字になる。
ただ、昔のエンジンと比較して進歩したのは、インジェクションになったという事ではないかと思う。バイクの場合にはエンジンがかかりにくい等キャブレターによる問題が多かった、インジェクションになり燃料と空気の混合比率が自動で計算され最適な状態でエンジンに供給されることにより無駄なガソリンを消費せず、良い状態が維持できるようになった。
単気筒やツインエンジンよりも4気筒マルチエンジンに似合っているシステムだと思いませんか?
4気筒エンジンのキャブレターは非常に繊細に出来ている。
ちょっと整備を怠れば、アイドリングは不安定になり、オーバーフローしたりもするようになる。
1気筒60cc程度のピストンに燃料を送るためにジェット類の穴も小さく詰まり易い。
不調をきたす原因がほとんどキャブレターによるものだと考えられる。
これがインジェクションになれば、燃費もエンジンの始動性も格段に上がるだろう。
その上、キャブレター以上の馬力を絞り出す事も可能となる。
現在は、排気ガス規制、地球温暖化による二酸化炭素の低減など地球環境を守るためにどこかで何かしらの規制をかけるのは仕方ない。しかし、単気筒やツインエンジンばかりではバイクの魅力も薄れてくるのではないか。
その内、4気筒エンジンに乗りたいなら大型免許というシナリオになりそうですよね。
普通免許(中型)では400ccが限度である。
400ccの排気量で4気筒はHONDA CB400SFである。
この車種の販売が中止されれば、普通免許で乗れる4気筒エンジンも消滅という事態になります。
CB250RRがツインエンジンという今現在、昔のバイクと比較してしまう自分がいる。
今はこれしか販売されていないから仕方なく選ぶ。
これでは、車同様、バイクも魅力が無くなってきてしまうのではないか。
馬力は落としてもいい。
250ccで30~35馬力、4気筒インジェクションモデルって作れないのでしょうか。
NINJAもCBRも4気筒モデルで作れば売れると思うんだけどなぁ~。
バイクのエンジンの製造費用って、排気量ではなく複雑さに大きく影響されるらしいです。
たとえば、600とか400ccの4気筒と、250ccの4気筒と、エンジン作るのに掛かる金額はほぼ同じってことです。
でも消費者は、排気量違うのに値段一緒じゃ納得しないわけで…装備とかを落として安くするしかない。
日本じゃ70万円ほどするという話の新型CBR250RRも、タイだかインドだかでは50万円くらいらしいです。
たぶん、4気筒にしちゃうと、そういう国でも70万円くらいつけないと赤字になってしまうのかなと思います。
私は、この先4気筒250ccが作られることは(しばらく)無いな!と思い、この間ホーネットの2000年式、走行23,000kmを乗り出し40万円で買いました。塗装がヤレてる…
価格が高騰していて高すぎです…
ななさんへ
コメントありがとうござます。
4気筒マルチエンジンは確かに機構が複雑で部品点数も多く、組み立てから設定まで時間がかかっていると思います。
HONDAもYAMAHAもKWASAKIもSUZUKIも4気筒エンジンの型はあるので、それを今の技術で使えればいいと思うのですが・・・。
ホーネットいいですね~。
カムギアなのでエンジンもスムーズですし、音もビュー・ビューというマルチサウンドですよね。
バイクの中古も高いですが、新車の価格も高い。
その上、登録関係の諸費用も付く。
塗装のやれは仕方ない部分ありますね。
私も、赤色なので色落ちしている箇所がありますが、そこは年式的に良い意味でやれていると思うようにしています。