ストーカー –          おやじdemo_CentOSを使う
5月 282014
 

AKBの女の子二人が握手会で切りつけられた事件がありました。
本人達と警備員の方が軽傷で済んだのは何よりです。
しかし、色々と「なぜ?」と思うことがあります。どうしてAKBなのか?どうして川栄と入山なのか?私的には二人共、AKBの中では好きなタイプです。どちらかと言うとTOP10には入らないが気になる存在というところでしょうか。

目立ちたいなら、渡辺まゆゆとか大島とか有名ところを狙いますよね。
それが、どちらかというと目立たないが気になる存在の方へ牙を向けた。
コアなファンこそ目立たないが気になる存在の人のファンになるケースが多いのではないでしょうか。売れてしまうとつまらない。自分の手から離れていってしまうようなイメージもあるのかと思います。

しかし、この犯人はAKBのファンではなかった?
アイドルへの無差別攻撃です。
自分の住んでいる場所の近くに来たのが、たまたまAKBだったというのが答えなのでしょうか。
人の心の闇は分かりませんが、大勢の人間がいるから安全という事は無いのは事実のようです。

こういう事件が起きると必ず、その商法に問題が行きます。

AKB自体が握手券でCDを売っている問題、握手券をカツアゲする輩、握手会の会場で手荷物検査をしていなかった。などなど色々と叩かれます。細かな検査をしていたら時間もかかり、待っている人からも文句が出る。結果論として「手荷物検査はしていなかった」など言う人も居れば、「いつかはこういう事が起きると思っていた」と答える人もいます。

ファンなんだから、その本人を傷つける事は無いというような考え方は捨てる必要があるようです。狂ったストーカー的なファンもいるのです。

握手会やイベント、コンサートに限らず、有名人になれば一般人と違い、危険度は高くなるのは当たり前です。それは本人達も気がついていると思いますが、いくら注意していても避けられない事もあります。

今まで事件にはならなかったが、このような事故に近い事は以前にもあったのではないでしょうか。一番、分かっているのがアイドル本人達で、自分のファンだから多少の事は目をつぶる、我慢するといった行為もあるでしょう。そこが人間商売として辛いところです。

ももクロが顔認証システムをコンサートで導入する事を決めました。
これは防犯という意味よりも、チケット転売での導入です。
しかし、良く考えればチケット転売で使用するよりも防犯目的で使用すべきです。

AKBは、顔認証システムを導入して、危ないファンをデータ化して照合する。
何回かイベントやコンサートなど行えばデータが集まり危険人物のDB化が出来るでしょう。
そして、その危険人物だけを抽出して、これをデータ元とし、入口のカメラと照合すれば良い。
勿論、アイドル本人達からも危ない人をチェックする機能を付ける。

何でも機械的に行うのが良いとは思いませんが、時間を掛けない、そして、人の命最優先で物事を考える事が必要でしょう。1件、事件が起きれば馬鹿がまた真似をして同じような行為をする事もあります。アイドルだけではなく、その会場に来た人達も危険になるような事をいかに避ける事が可能なのか、主催者は考えて欲しいと思います。

BabyMetalはフランス、イギリス、ドイツでむさ苦しい男共の中でパフォーマンスをします。
何事も無く、無事で最高のパフォーマンスをして欲しい。
ファンであれば誰でもそう思うはずです。

経営者側の利益ばかりではなく、このようなシステムに投資をして安全を計るのが経営者本来の仕事ではないですか。