社内ファイルサーバー –          おやじdemo_CentOSを使う
4月 062016
 

仕事先のサーバーですが、某コピー機会社からリースを受けています。

これが5月と6月にリース契約が切れる(満了)する時期となりました。
サーバーと言ってもwindows serverでファイル置き場になっているだけのサーバーです。
外部の営業所からトンネルでVPNを使っています。

VPNについては古いファイルにアクセスする程度でセキュリティ的には無い方が安全なのかも知れません。今は各営業所にサーバーがあるので不要と言えば不要です。

サーバーの中身もフォルダー別に分かれてはいますが、大雑把というか不要な物、一時的に作ったと思われるフォルダー、個人のホルダー等があり写真などの重たいファイルを入れても4TBくらいでしょうか。不要なファイルを削除すれば3TBには収まりそうです。

リース費用ですが、2台のサーバーで8万円程毎月かかっています。
メンテナンス費用は年額で支払っているようですが額は不明です。

毎月、ファイル置き場代が8万円とは高い。
経費削減のために提案しました。

「これ解約かリースが終わったら止めませんか?」
「サーバーの代替えが安く、管理が出来ればそうしたい」

という事で、再リース契約はせずに返却する事になりました。
この契約切れになる前に、新しいサーバーを用意してファイルを移動させなくてはなりません。

正直な話、あまり知識の無い人達相手に、こんな提案をしていた某コピー機会社のSEというか営業というのか分かりませんが、どうなんでしょうかねぇ。

メンテナンスと言っても年に1.2度サーバーの掃除に来る程度。
交換した部品はUPSの電池だけ。
それでメンテナンス料と言われてもね。

ましてはWebも動いていない、Mailも動いていないサーバーです。
この仕様にXEONは要らんように思いますが・・・。
本来であればNASで充分なんですよね。

今のNASは組み込みOSが入っていて管理設定もし易い上、自分が欲しいと思う容量のストレージを選択して搭載する事もできます。もちろんバックアップやRaid(ストライピング、ミラーリング)にも対応しています。本体が安くなれば家庭でも今後NASを置く人が増えると思っています。

私がこの会社に来て、一番困ったのはネットワーク環境の設定などが記されている設計図というかそのような書類が見当たらず、ルーダーにさえログインできない状況でした。

もしかすると知識の無い経営者たちですから、重要な書類だと思わずに廃棄してしまったという事も考えられますが、それはSE、営業が大事な書類と認識させて保存させておくべき事ですよね。

ネットワークをどういう状態でIPを振ってあるのか?
DHCPの許可はどの範囲なのか?
細かな設定を自分で確認するところから始めました。

この時点で面倒臭い事(後々難しい事にならぬように)にしない方針を考えるようにしました。
そして自分が構築した内容は1冊のノートに全て記す(IDやパスワードなども)ようにします。

とりあえず時間も少ないので、NASにするかLinuxServerにするか先々の事も考慮して費用面の算出をしていこうと考えています。