少し前にネットバンクに大金を入れておくのは危険であるという記事を書きました。
◆記事はこちら ⇒ ネットバンクに大金を置いてはいかん
今回は通販での物品購入などで使用するクレジットカードの危険性について書きたいと思います。
クレジットカードはVISAとか、普通の人ならばSUICAなどと同じように1枚は持っていて、私のようなパソコンを使い物品を購入する際に番号や暗証を入れて使えるありがたいカードです。
しかし、その反面とても危険なものでもあります。
私のよく言う「楽チンな物ほど危険」なのです。
カードには限度額という使える金額の範囲が個人個人の所得や信用によって定められていますが、そんなに限度額ぎりぎりまで使用するような買い物はしないと思いますが、今の社会状況からするとカードをなるべく使用しない、持たないという事の方が最強の安全であると言えそうです。
「俺は何でもカード払いだから無しという訳にはいかない」という人や、「現金を持ち歩いている方が危険だ」と考える人もいるかも知れませんが、大体、普段そんなに大金を持ち歩く事も無ければ、なにか大きな買い物をする時ぐらいでしょう大金を持ち歩くのは・・・。カードでサインして買うというのもステータスなのかも知れませんが、お金が無くても使ってしまう可能性もある、そして収入とのバランスも考慮しないで使ってしまう事だってあり得る話です。
銀行の口座に定期預金とか大金が貯金されている人なら安心ですが、スマホの月額料金を滞納しただけでもブラック扱いになってしまう事だってあるのです。
そのカードをネットで使用して、ID、パスワードが扱っている会社から流出して、この平成26年度上半期だけでも、29億円の被害があったそうです。年中カードを使用している人で、こまめに請求内容をチェックしている人は少ないでしょう。知らずに他人があなたのカードを使って分からないような金額で物品を購入している可能性だってあるのです。
飲み屋やガソリンスタンドでスキミングされて被害を受けたという事件も過去にありました。
これだけの危険性があるクレジットカードです。
自分がいくら注意していても、クレジットカードを扱う会社の管理が適当であったりすると、情報が流出して、見に覚えのない請求がくる事だってあるのです。
個人で情報を守る事、カード決済を行っている会社が健全である事。その上、自分のパソコンやカード決済会社のサーバーがウイルス、マルウエアに感染していないこと。こんなに色々な条件が重ならないと真の安全にはなりません。
ネット上の決済は、近くのコンビニとかでも可能です。
危険が伴う、ネット上のクレジットカードの利用は控えるべきだと考えます。