15日に南太平洋のトンガ諸島において海底火山が噴火しました。
我々、日本人からすると遠い南の島で海底火山が噴火しただけと思っている人が多いと思います。
しかし、この火山噴火の影響で日本にも津波の影響が出ました。
気象庁も「津波の心配は無い」としていたが、急に津波警報を発令した。
我々が思っている以上に火山噴火の爆発は大きいと思わなくてはなりません。
予測であるが、噴煙は「高度およそ1万6000メートル、半径260キロ」まで達する可能性が出てきた。
普通の火山噴火であれば、噴煙は4000~6000メートル程度である。
これが、1万メートルを超える噴煙になると問題は大きくなってくる。
この1万メートルを超える噴煙は成層圏に達して、火山灰が成層圏に滞留する事になり、太陽光を遮断する事になってしまう。
火山灰で太陽光が遮られれば気温の低下につながる。
気温が下がれば、作物(米など)への被害が出てくる。
日本は今、食料を外国からの輸入に頼っている状態です。
気になるのは、中国が食料を買い漁っていて、日本は負けている状態である。
この火山噴火で冷害が発生する可能性は非常に高い。
影響が強く出るのは南半球であろう。
日本に直接の影響が無くても、輸入される食料は制限されるはずである。
結果、間接的に我々庶民が影響を受ける事になる。
遠い南の島という事では無く、トンガ海底火山噴火の今後の推移に注意しておく必要がある。
そして、日本の火山についても注意しておく必要性がある。