トンガの海底火山の噴火で津波が太平洋全体に到達しました。
日本でも船が沈没するなど被害があったようです。
前記事に置いて、トンガの海底火山噴火によって起こりうる寒冷化について書きました。
今後の火山活動によって左右されるものだと思います。
ただ、不気味なのが、ブログでも書いたように中国の穀物を買い漁っている状況です。
トウモロコシや小麦粉など世界の60%程度、小麦粉は50%程度を備蓄しています。
中国国内で1年半分の備蓄量のようです。
この影響で世界的に穀物が不足している状態となり、価格も上がってきています。
日本も食料品などがいっせいに値上げされる状態になってきていますよね。
しかし、中国が穀物を買い漁っている要因が何なのか?
中国国内では、北部で干ばつがあり、トウモロコシなどの生産が従来の三分の一に落ちてしまった事などが挙げられる。
少し前に問題となっていたバッタの被害も影響している。
そしてひとつ問題となるのがお米である。
中国でお米は世界の60%を備蓄しているということ。
これだけの穀物を輸入していれば、他の国に流通させるのが難しいという事が理解できると思います。
日本はお米が美味しい国である。
舌の肥えた裕福な中国人であれば、日本のお米を欲する事になると予測が付く。
そうなると、日本で生産された美味しいお米は中国に輸出されてしまう。
輸出量が増えれば国内の流通量は減ってゆく。
ましては、我々庶民は高くなりつつある良いお米さえ手に入れるのが難しい状態になっている可能性もある。
日本以外の米の生産国であるインド、タイ、ベトナムなどは、コロナ禍で自国の食糧を確保するため、コメの輸出規制を講じている。
しかし、日本はどうですか?
日本は米の主要輸出国では無いが、コロナ禍が一段落すれば中国から買い付けに来て根こそぎ持っていかれる可能性があると思いませんか?
日本は穀物戦争でも負け、その上に日本で作ったお米まで持って行かれてしまう事になる。
となると災害やバッタが来なくても日本では食料危機が訪れる事になる。
日本で備蓄されている穀物量は分からないが、貧しい国民まで満たされる量ではないのは確かであろう。
そして、そして、トンガの海底火山噴火です。
もし、噴煙による地球の寒冷化になれば穀物問題が発生するのは1年~2年後です。
今の中国の穀物・食料の買い漁りが継続している状態となれば、Wパンチで影響があるという事になっていきます。
よって、我々一般庶民は、今後1年~2年の間に少しずつ食料の備蓄をしておく必要性があると考えています。
勿論、地震・火山の噴火などの自然災害でも必要な物であるし、上記のような国際的な問題もあるので、なるべく影響されないようにという事です。
中国が食料や穀物を備蓄する意味は他にもあるかも知れません。
平和で何もかもお金があれば買えると思っている人が多いと思いますが、寒冷化、温暖化、どちらに転んでも食料危機の問題は必ず訪れると思います。
今の日本の政治で国民の事を考慮して先を読み、手を打つというのは考えずらい。
お金より食料が大事になってしまうのかも知れません。
これから少しずつ各家庭で食料などの備蓄をやって欲しいと思っています。