やっぱりバイクは走るもの

投稿者: | 2017年11月14日

毎日、暑いのか寒いのか分からないような天候です。

周りには風邪を引いている人が結構多くいます。
皆さんは風邪引かれていませんか?

私は、丁度台風が連続して来ていた頃に風邪を引いてしまったので、今は耐性が出来ているらしく風邪を引かない体になっているようです。

今日は曇って雨が降っています(神奈川県です)。
雨もたまには降らないと乾燥して、今度はインフルエンザが流行ってしまいます。

最近の私はバイクに乗っているせいか寒さにも耐性が出来てきているようです。
そりゃそうですよね。
気温12.3℃の間道をバイクで走っている。
体感温度は多分、2.3℃低い10℃前後だと思います。
寒さを忘れて、バイクを安全に走らせる事に集中してますからね。

そんなに寒いなら乗らなければいい?

釣りでも何でも、好きだと耐えられるんですよね。
これが、仕事だとしたら5分ともちません。

人間、そんなものですよ。

さて、バイク(バリウスA2)ですが、ここに来てようやくエンジンの調子が良くなってきました。

調子が良いというよりも、アイドリングが安定して1500回転前後を保つようになりました。

前の状態のお話をすると・・・・

エンジン自体は暑くても寒くてもチョークを引かなくてもエンジンは始動する。
走行してエンジンが暖まって、止めて再始動しても直ぐにエンジンは始動する。
キャブレターがオーバーフローをしている訳でも無い。

ただアイドリングが1800回転前後で規定値の1500回転より高い状態になっている。

このアイドリングをキャブの調整ツマミで1500回転に調整すると、今度が走行中に信号待ちなどで段々と回転数が下がってしまいストールする事があった。

走行中にストールするのが怖いので、必然的に高いアイドリングを維持していたという事です。
右折時など停止中にストールなんかしたら最悪です。

不思議な事に、このバリウスは1800回転程になっていても信号待ちで2000回転になってみたり、1600回転に落ちたりの回転数の上下がありました。この安定しない状態はいかがなものなのか。

普通なら、キャブレターの分解清掃と同調を行う必要があると考えますよね。
ただ、これには費用もかかるし、修理する時間もかかります。

自分で分解、同調もやってみたいが場所が無い。

そんなこんなでどうしたら良いのか考えていました。

その時に思い出したのが、前に乗っていたCBR250Fという4気筒のバイクの事です。
このバイクを中古車で購入した時も調子が良くなかった。

なぜかエンジンが吹けきらない。
回転数を上げると被ったようになってしまう。

その時には、エンジンが暖まっていないからこういう現象が起きるんだな。と自分に言い聞かせて乗っていましたが、状況は変わらず・・・。

とりあえずガソリンを満タンにして、距離を走るようにしてみよう!
そう思って土日で300キロほどを3週間連続(合計で900キロ)走ってみました。

600キロを超えたくらいからエンジンが段々と吹き上がってくる。
乗っていて回転の上昇も滑らかになってきていると実感しました。
3週目にはレッドゾーンに入るまで吹け切るようになった。

あの調子の悪さはどこにいったのか?
何が悪かったのか?

そのCBR250Fの件を思い出し、今回バリオスも同じような試練を与えてみる事に・・・。
3週連続、土日で200キロ走行する。ただそれだけ。

1日で100~150キロ走行するのは特別難しい事でもありません。
山道や峠の信号の無い道や高速道路でもOKです。
ただ、高速道路は費用がかかるので、下道で実行しました。

結果、調子よくなりましたよ。

アイドリングも1500回転でバッチリ安定しています。
走行中にストールもしませんし、始動も前よりも良くなっている。
不安定なアイドリング上下も無くなりました。

原因はやっぱりキャブレターと燃料タンク内のガソリンではないでしょうか。
距離を走る事で、キャブ内の汚れや水分、ジェット類の詰りが解消された。
燃料タンク内のガソリンを短い期間で入れ替える事が出来た。
結果、燃料タンク内のゴミや錆等の異物が無くなった。
長距離を走る事でカーボンなどの詰まりも少しは無くなった。

という事ではないかと自己分析をしています。

やはり車やバイクは動かすもの。
乗らないで放置しておくのが一番良くない。
走行しながら元気を取り戻すなんて最高ではありませんか。
何せ、処置はただ距離を乗るだけで燃料代しかかかりません。
乗りながら調子が上がってくるのが実感できるのも嬉しい。

何となく調子が悪いとお困りの方は一度試してみて欲しいと思います。

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