少し前の記事でwin10の起動が遅い、HDDランプがなかな消えない場合の対応方法を書きました。
・コマンドプロンプトを管理者権限で起動する
・sfc /scannow と打ち込みEnterを押す。
・システムチェックが始まり5~10分程度で終わる
という流れです、この件について「修復できない個所があります・・云々」と言う表示がされて完全に修復できない場合どうすればいいですか?というメールがありました。
エラーでも色々なケースがありますからね。
その場合の対応ですが・・・・・
・コマンドプロンプトを管理者権限で起動する(ここは同じ)
・Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth と打ちEnterを押す
・システムチェックが始まり5~10分程度で終わる(場合によっては長い事もある)
という流れになります。
私がwindows10のエラーがあるPCを複数台見てきましたが、エラーがあるのは、大体、メモリ搭載量が少ないPCです。
かつ、遅いCPUであること。
メモリが少ない分、メモリ領域をHDD上に作るSWAPファイルが問題なんでしょうね。
その上、CPUの処理速度が遅いため、書き込みにエラーが出易いのだと思います。
これを解決するにはSWAPファイルをHDDに作らせない事が一番の方法です。
効果があるのは・・・・「メモリの増設」です。
windows10を使いながらメモリが2GB以下というPCのエラーが多かった。
4GBを搭載していても普通、欲を言えば8GBは欲しいところです。
古いPCの場合にはメモリもDDR3なため安価で買えます。
中古品でも構いません。
なるべくならメモリは同じ容量で同じメーカーの物が好ましいが、安価なPCにそんな金を掛けても仕方あるまい。
2GBしか搭載していないなら、4GBか8GBを増設すべし。
そうすると、合計メモリは6GBか10GBになる。
まぁ、ちょっと中途半端なメモリ容量であるが、少ないよりも多い方が良いのは事実。
メモリ1枚だけなら大した値段もしないだろう。
CPUが遅くてもメモリが沢山あれば、一度起動すれば次回から速くなる。
エラーばかりで遅いPCを使っているよりはマシでしょう。
・CPUが遅い
・HDD搭載
・メモリが少ない
3重苦のヘレンケラーのようなパソコンです。
CPUはそのままでもHDDをSSDにする。
メモリを増設する。
この2つを解消すればそれなりに動くパソコンになると思います。