ニュースを読んでいて思わずやっぱりな!と思いました.
それは徳島県の県立高校などで「1人1台」配備のタブレット端末が半数以上故障しているという記事でした.
中国のパソコン会社「ツーウェイ」社製で、2020年度に徳島県教育委員会が1万6500台を調達し、21年4月から使い始めた。修理したり予備機を使ったりして対応しているが追い付かず、現在も7千台以上が不足する。正常な状態に戻るのは9月ごろになるという。
何と1台当たりの価格は48,950円です。
中華製品としてはお高い価格ですよね。
それも徳島県教育委員会が16500台を調達しているのです。
これだけの台数であれば、もっと安くなりそうだと思いませんか?
壊れた内容としては、タブレット内部のバッテリーが膨張して膨らんできてしまうようです。
これもあるあるの症状ですよね。
タブレットに電源を繋げて使っていると過充電気味になって膨張してしまいます。
これは火事にならなかっただけでも良かったのではないでしょうか。
教育委員会によると、問題の端末はツーウェイ社の「UBOOK」という機種。学校のデジタル化を促進する文部科学省の「GIGAスクール構想」を受け、県教育委員会が国の交付金を活用して約8億円をかけ、県内の全県立高校など計30校に配備した。
故障台数は11月27日には6301台となった。代替機6500台をリース方式で調達する費用7200万円を盛り込んだ補正予算案が11月30日に県議会で可決。今年3月末までに納入業者の無償提供も含めて7千台を調達し、新年度が始まる4月には1人1台が配備できる算段だった。
だが1月下旬、充電後にバッテリーが1時間未満しかもたない新たなトラブルの報告があった。教育委員会は充電器に接続しながらであれば使用できるため、外付けバッテリーの確保などで対応できないか検討している。「最終的な不足数は見通せない…」。終わりの見えない対応に、教育委員会の担当者は落胆を隠さなかった。
私としては、タブレットの故障よりも問題視しなければいけない事項があると思います。
それは、教育現場に中華製品を使っていいのか?という事です。
中華製品のPCと言えば・・・・・・
・勝手にデータがサーバーに送られる
・怪しいソフトが入っている
・ハード本体に怪しい部品が組み込まれている
そう考えた方が無難でしょう。
それを個人情報含め、学校で使用するのはいかがなものでしょうか。
教育委員会の方々は、先ず日本製品の検討をするべきなのではないかと思います。
いくら入札であると言っても、そこは日本製品を基本に考えるべきだと・・・。
結果として、故障が相次ぎ使えない状態になっている事自体が問題で費用に換算したらどうなんでしょうか。
我々が中華製品を買う時には、「あてにしない」、「直ぐに壊れても仕方が無い」と思って買っていると思いますよ。
安物買いの銭失いとはこういう事なんですね。