60歳を超えてからの仕事の関わり方について

投稿者: | 2020年10月12日

60歳を過ぎたあたりから仕事をするのが段々とおっくうになってきた気がします。

仕事場に行けば変わらぬ仕事を淡々とこなしますが何かが変わった感じがします。
それは、集中力であったり色々な手順が見えてしまい、これが面倒に感じています。

歳をとるのは皆さん一緒の事です。

しかし、歳をとっていく過程で老化においては持っているDNAで変わってきます。

大体、自分の親を見ていれば自分の将来が見えてきます。

標準形の話をすれば、男が元気なのは70代前半までです。
70代後半になると病気ひとつで一気に老化が進んでしまいます。

男が人として居られるのは80歳前半までではないでしょうか。

そう思うと、私も今は60歳で元気に居られるのは後、15年~20年です。

この間に老後のための資産を少しでも多く溜めなくてはと一時は考えていましたが、ここ最近は考え方が変わりました。

やはり生きていて元気な内に自由に楽しみたい。
時間に束縛されたくない。

お金は年金を65歳からもらえる年金で生活出来るように今からすれば良い。

そう考えるようになってから何か吹っ切れたものがあります。

このコロナ禍で家に居て何もしなくても平気でいられるしお金も使わない。
そんな生活に慣れてしまった。

この水準でいけば大丈夫なような気がする。

人間、様々な考え方があると思いますが、私は早く会社を辞めて隠居したいタイプです。

年老いてまで会社にしがみつくのもどうかと思うし、やはり若い子達に仕事をだんどん譲っていくべきだと思う。

非正規の人が正規になれる機会も多くなるし、その事によって景気や少子化対策にもなると思う。

でも、社会は逆行していて、高齢者でも働け!と言う。
こうなると呆け始めた老人でも居残る事になる。

一言で言えば、「往生際が悪い」という事にならないか。

最後の最後まで人に迷惑面倒をかけないと気が済まないのか。

昔の人は「隠居する」という人間的な行為を自然と行っていたのに、長生きできるからと言って、老人が第一線にいるのもどうかと思う。

年老いて自ら引き際が分かる人としがみついて離れない人がいる。
これはもう権力と金も猛者としか言いようがない。

そんな人たちの傍にいるから早く隠居したいと思うのかも知れない。

御同輩も皆さんはいかがですか?

お金のために死ぬまで働きますか?
それとも、貧乏でも人生最後の自由な時間を手に入れますか?

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