若者のパソコン離れ加速という記事は今の時代らしい内容です。
しかし、今度は見方を変えて「若者のキーボード離れ加速」だそうです。
パソコンからの視点からではなく、スマホ・タブレットから見た意見でしょうか。
私からすると、どちらも言っている事は同じように思えますが、どうなんでしょう。
◆記事は⇔若者のキーボード離れ加速 レポート・卒論でフリック入力も (10/21 newsポストセブン)
最初からパソコンを使わずにスマホ・タブレットだけを使用してきた人とパソコンとスマホ両方を上手く使い分けている人、パソコンしか使わないガラケ持ちの人、人生いろいろ、かと思いますが、スマホ・タブレット世代の若者が大学生となりレポートも卒論もフリック入力で済ます、ある意味凄いと思っています。
私にはそんな集中力ありませんし、フリック入力で打つメールだって苦痛です。
長文なんて書く気がしません。
それを、卒論で使用するなんて、凄い事しか言いようがありません。
その若者が逆にパソコンのキーボード入力が出来ない。
両方を上手く使いこなせないという事なんですね。
これは2ヶ国語を話すのと同じような脳の構造かも知れません。
問題なのは、キーボードが使えない=パソコンが使えないという事です。
どうみても、現時点では、スマホやタブレットよりも生産性が高いし、知的生産分野にも向いている。
今後、スマホやタブレットがそのような能力を持つかも知れないが、現時点ではパソコンだろう。
薄型ノートパソコンとタブレットであれば、私は薄型ノートを使うと思う。やはり、キーボードがあると言う意味で使い易いし、タブレットと比較すると外部とのデータやり取りもし易い。
今の若者は正反対で、自分が使い易い入力方法=スマホ・タブレットありきで、パソコンとの性能比較や生産性がどうの等関係ない話なのかも知れません。「俺だって、パソコンの方が性能は良いと分かっているが、前から使っているスマホ入力の方が慣れているので、こちらの方が良い」と言うのが正解なのかも知れません。ニュースの記事を読むと、偏差値60以上の大学でも、この傾向は変わらないという事なので、パソコンの立場は隅に追いやられて行きそうな気配すらあります。
キーボード自体の入力方法は昔からあるので、キーボードに置き換わる入力デバイスが登場してもおかしくありません。今後、フリック入力キーボードが液晶で出る可能性だってあります。
汚れても拭けばきれいになるし、普通のキーボードのようにキーの奥にゴミや埃が溜まる事もありません。安っぽいキーボードよりも品がいいし、変色して黄ばみも出ないでしょう。
しかし、1000円のプアなキーボードが私は好きなんだな。
安いからボロになったら買い換えれば良いと思っていても、長く愛用している。
黄ばんでも、コーヒーをこぼしても、元気に使えている、アイアンキーボード。
カバンに例えると、マディソンバッグと同じようなものだ。
キーボードがメカニカルで無くなると困るのがゲーマーの人達かも知れません。