スマホもsimフリーの機種が登場してきて、キャリア製品のスマホについては、縛りのためのsimロックをフリーにするような環境になってきています。
元は、自社製品のスマホに他のキャリアのsimを使わせない、機種の互換性を防ぐために勝手にやっていたものです。大体、機械(スマホ)自体を高い金額で購入させておいて、2年縛りだの、他のキャリアでは使えないだの、勝手放題をやってきた訳です。
これも本来なら、国がキャリアの意向に沿って、許可をしてきたので、言い方を変えれば、キャリア側の見方だったという事です。一般の消費者の事なんて考えも考慮もしていないという構図ですよね。まぁ、お金持ちの人にとってみれば、スマホ・携帯の使用料なんて、安いもんでしょう。そんな人達がこういう決め事をしている事自体に腹が立ちます。
今日のニュースに「楽天も格安スマホ参入」という記事がありました。
要約すると、本体とMVNO(docomo回線)を月額2.450円から販売するという事です。
詳しい内容については楽天で調べてもらう事にして、このdocomo回線を使っていて、この値段ってどうなのよ?
docomoのユーザーの人達はあまり関心が無いのか?
こんなに安く他社に回線を貸し出す程の余裕があるという事であり、普通にdocomoのスマホを契約している、いわば高い、訳の分からんプランに誤魔化され料金を支払っている人が下支えになっているように感じてしまうのです。これはdocomoに限らず、Auもsoftbankも一緒だと思いますが・・・・。
格安simの元はほとんどdocomo回線を使っている。
他社に貸し出す回線の余裕があるのであれば、それは過剰な回線であり、維持するのにも費用がかかっている事になりますよね。「使っていないなら、少しでも金にした方が良くなくない?」という意見でMVNO方式で貸し出しているのではないか。
つまり、余計な資産(回線)をdocomoは持っている。
そのツケ(過剰回線の費用)をdocomoユーザーが支払っているという事になりませんか。
新しい通信規格が出来て、その規格に見合った初期投資をする、その費用によって通信価格の原価が決まり、その上に利益が乗っかる。余計な資産が多いという事は、初期投資が予想を裏切り多くかかっていまっている=通信原価が高い=料金が高いという理屈になるのです。
となると・・・・
docomoはMVNOで儲けた利益はdocomoユーザーの払いすぎている料金に当てるべきではないのか。それも、iphoneユーザーだけではなく、Androidユーザーにも・・。
安く提供されるのは悪い事ではありませんし、余っている通信回線の有効活用という点でも悪くはありません。しかし、長く愛用しているユーザーが損をする仕組みが納得出来ない。
「一度、契約してしまえば文句を言わずに使うバカなお客が多い」と思っている事でしょう。
生命保険会社と似ているようなものです。
今時、スマホ・携帯にブランド力なんてありません。
通信速度が速く、安定して安く使えれば良いのです。
通信や電話している最中にdocomoなんて表示されませんから・・・。