Q.自作PCと市販PCはどちらが安い? –          おやじdemo_CentOSを使う
12月 202014
 

「自作パソコンと市販パソコンどちらが安いでしょうか?」

という質問をメールで頂きました。
自作を経験されていない人は、コスト優先で考えると悩む要素です。

価格的な安さという事では無く、自作パソコンの良さと市販パソコンの良さを先ず考えてみます。

◎自作パソコンメリット

1.自分の好きな部品、デザインの物を選択できる。
2.作る事によって、パソコンの構造を理解できる。
3.部品交換により、長く使えるパソコンとなる。
4.自分が必要としている用途向けに特化したパソコンが作れる。

◎市販パソコンのメリット

1.すぐに使える。
2.無料のソフトが付いている。
3.メーカーの保証があり、分からない事も問合せできる。

私の場合には、趣味のひとつとしてパソコンの自作をやっているので、一概にコスト面だけでは考えていませんが、重要な事は、パソコンの仕組みが理解できる事ではないでしょうか。この仕組みが分かると、故障した場合に、自分でどこが悪いのか判断がつくようになります。そしてノートパソコンは自作というのが無いので、市販されている物を選択するしかありません。

以上の事を踏まえ、どちらが安いのか?考えると・・・・

市販のパソコンの方が安いと思っています。
やはりメーカーでは、同じ部品を大量に仕入れ、同じパソコンを作っています。
これは、OS(windows)などのソフトも同様です。
ですから、1台だけの部品を購入して作るよりも安く作れるという事です。

windows95やwindows98の時代には、自作でも安く作れる時代がありました。
その頃は、OSも今のように認証が厳しくなく、自分の持っているOSで使っていた人も多いと思います。
現在は、windowsの認証が1台1台きびしくなっていますから、そのような事はできません。
自作パソコンの場合には、このOSにかかる費用がとても大きいと思っています。
Linuxをインストールするのは、そういう面もあるという事です。

ただ、私のように趣味としてやっているなら、その費用は趣味だからあまり考えないという事です。

自分は、パソコンが好きではないが、仕事で使うので仕方なく必要という人は、市販のパソコンの方がお得であるし、面倒も無いと思います。これから自作パソコンを趣味にしたい、IT系の仕事に就きたいなどの人は、自作パソコンで構造を理解するのは良い勉強になると思います。

自作するのは、そう難しい事ではなく、最近のPC部品はプラモデル感覚で作る事ができます。
市販パソコンには無い、パソコンを作る楽しみが増えるという事。
自分が使う場所に合わせた、大きさのケースも選ぶ事ができます。
自分が組み立てたと思うと愛着が違うのではないでしょうか。
自作パソコンには、市販パソコンには無い、小さなメリットが沢山あります。

パソコンの購入を検討している人は、この年末年始に自作にGoGo!してみませんか?

 Leave a Reply

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

(required)

(required)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください