ウエアブル端末よりも個人的なAIが欲しい –          おやじdemo_CentOSを使う
1月 242015
 

このところウエアブル端末(時計など)の話題が多く出ています。
確かにあれば、面白い、遊べる機器であると思います。

現時点ではこのウエアブル端末の問題点としては使える時間、いわゆる内蔵電池の問題でしょうか。ハードに使っていると、2.3時間しか使えないなんて、ウエアブルとしては意味が無いように思います。最低でも1回の充電で1日24時間稼動するのが最低条件ではないですかね。

皆さんは、この身に着けるPCであるウエアブル端末に何を求めますか?

メールが届きました。
SNSにコメントがありました。
心拍数はいくつです。
目的先には1時間で到着します。

健康管理やスポーツトレーニング管理などスマホと連動して動作させる事になります。

あれば面白い、便利であるのは理解出来ますが、本当に必要なのか?
健康管理なんて、3日坊主になりそうな気がしませんか?

ウエアブルって、いまある機器や機能を小型化してスマホに表示してあるだけではないですか。
そうなると、あっても無くても同じこと。

古いテレビ番組で、ナイトライダーという車のテレビ番組がありました。
主人公は黒いアメ車に乗って、悪を退治する勧善懲悪の分りやすいドラマだったように思いますが、この車にコンピュータが搭載されていて、主人公と会話をしたり、車を運転したり、色々と手助けをしてくれる訳です。名前は確かKitt(キット?)だったか。
kittjnightr2このドラマを見て、Kittみたいな機能が欲しいと思った人が多い。
一人でいても会話をしてくれる、自分の欠けている部分を補ってくれる。
自分が調べたい事も検索して話してくれる。
相棒のコンピューター版のような物です。
GAROで言えば、ザルバ(魔導輪)やZEROのシウバみたいな感じですよね。
zarba1

自分だけを絶対的に信頼してくれる物を求めているのかも知れません。

将来的には、高齢者を含め一人で生活する人が多くなる。
そうなるとKittやザルバのような機能って本当に必要になってくるのではないか。
外観は指輪であったり、車に搭載されていたりしているが、家にいてくれるだけでも有難い。

自分の未知な知識を教えてくれるとか高度なAIは無理としても、自分が今まで経験した事の話、例えば、人間関係とか恋愛とか、仕事、業界の話、勉強した内容とか、Linuxの設定とか、自分で話をして、それを蓄積してくれる、そして本人が忘れてしまった時には、会話しているように話をしてくれる。そうなると、そのAIは使っている本人そのものの頭脳、性格です。

この機能をネットワーク化して大きなシステムにするのは危険なように思いますが、家で個人、家族が使う目的であればとても良いシステムではないですかね。

例えば、死ぬ前に息子に自分の事を伝えておきたい。
そういう伝達したい事をAIに話しておく。
息子がAIと会話をしている時に、その話を会話の中で伝えてくれる。
子どもだった頃には理解できない話も今なら理解できる。

ターミネーターという映画を見た人は、人工知能は危険である、性格を持ち始めると危ないという事を何となく印象づけられてしまっているように思いますが、人の生活を手助けする機能、高齢者を見守る機能などは、今後、必要になってくるのではないでしょうか。

私も、足りない知識や技術を補ってくれる相棒が欲しい。

 Leave a Reply

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

(required)

(required)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください