富士通のノートパソコンの修理 Part-2

投稿者: | 2015年6月18日

※Part-1をお読みでない方は、前記事(富士通ノートパソコンの修理を頼まれる)から先に読んで頂けると分かりやすいと思います。

お預かりしたノートパソコンの修理結果報告です。

持ち主には、ディスクが壊れれていた事を伝えました。
そして、私の方から修理案を2つ提示させてもらいました。

◆修理案-その1

ディスクが完全に壊れているので、windowsの修復が不可能(リカバリーディスクが無い)状態なので、富士通のサポートで5400円を支払い、購入時と同様に復活させる。ハードディスクは500GBあたりを購入、もしくは256GBのSSDにする。予算が20,000円前後。

◆修理案-その2

使う目的がネット閲覧とメール程度なので、LInuxをインストールする。
コストを安く抑えるために128GBのSSDにする。予算は8,000円

私が今回SSDをお勧めしたのは、壊れたのがハードディスクだったからです。
もしかして、移動させたり、子供が使ったりで、また壊れる可能性がある。
SSDであればアクセスも速く、振動にも強いからです。

結果は、その2となりました。
元々、壊れていたPCなので、安く直れば恩の字であるという事です。
最初から、仕事用では無いので、WordもExcelも使っていない。
ネットで子供が調べ物が出来れば良いという使い方なので、それでいいという事です。

早速、SSDを用意して、富士通ノートパソコンの裏蓋を外し、壊れたHDDと入れ替えます。
結構しっかりしたステーでディスクは留まっていました。交換時間は3分です。
この間、新しいLinuxをダウンロードしておきました。
インストールするLinuxは、Mint17.1 Cinnamon 64bitです。
インストール時間は30分程度でしょうか。アップデートで10分ほどで完了です。
Wi-Fiも有線もLANは認識していますし、マウス用タッチパネルも認識OKです。

基本的に、普通にインストールで何も問題が無い。
何も無いと逆に淋しいのう。

いつもの如く、日本語の入力I-BUSを設定し、フォントも追加しておきます。
完成品がこれです。
fujitu1 白い本体に似合うカラーではありませんか。

その上、起動がえらく速い、BIOSまでのWait時間よりも起動が速いぜ。

fifitu2

firefoxのフォント設定も変更して、字の滲みもありません。
う、美しい。・・・写真は見難くてゴメンね。

とりあえず、音楽CDや動画を再生しても、音なども問題ありません。
全ての作業に費した時間は2.5時間程度です。

デスクトップにLibreOfficeで作った簡単な使い方とrootのパスワードを書いたファイルを作り全てが完了しました。使うであろうソフトの説明も書いておきました。

そして本日、依頼者に簡単に説明をして引き渡しました。
明日の反応が楽しみです。

子供達がLinux-Mint好きになってくれるといいな。

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