やはり新製品を出すのはASrockしかない。
ASUSは「うちはZenPhoneを作るのに忙しいだよ。」と言っているかな。
■以下N3700Mのスペック
◎CPU pentium N3700 1.6GHz Max2.4GHz TDP6W
◎mem DDR3L-DIMM×2(DDR3/3L-1600/1066、Max16GB
◎PCI Express x1×3、Intel HD Graphics(700Mhz)
◎SATA3.0×2、USB 3.0×4、gigaイーサ、6CHサウンド
◎値段は15000円弱でしょうか。
勿論、QuadコアのBraswellシリーズ最上位モデルとなります。
基本的にはBraswellシリーズで省電力のCPUなので、最上位のCPUであっても同じQuadコアのi5と比較すると、その差は歴然かと思います。しかし、quadコアのCPUであれば、セカンドマシンにするには最適だし、windows10が出る、しかしwindows7も残したいという人にとってみると最適なMBではないでしょうか。
一番、このクラスで気になるのがCPUの周波数です。
1.6Ghzから2.0GHzって微妙な周波数なんですよね。どうせなら、2.4GHzとかにしてくれると一番良いとは思いますが、そうなると、他のiシリーズのCPUと比較してこちらの方が速いという事になってしまってもCPUの格として問題になるのでしょうかね。
ただ、CentOSやScientific-Linuxを使っていると、常時最大周波数を使っている訳では無いので、常用が1.2~1.6GHzあたりで、何かソフトを起動したり、ファイルを解凍したり、ブラウザを起動したりする一瞬にターボが効いて最大周波数の2.4GHzになれば、そんなに遅いという事ではないでしょうか。実際Scientific-Linux6のE8400(3.0GHz)も常用は2.0GHzです。何かの命令した場合に3.0GHzになるような形になっています。desktopでgnomeを使っているとメニューバーにCPUの周波数計測モニター(実際にはcpuspeedというサービスが動いている)を表示させることが出来るので一目瞭然です。OSで3種類の周波数(休止・常用・負荷)で自動的に変動させていると思われます。・・・windowsは表示が無いので何かフリーソフトで見てみないと分かりません。
多分、CPUの性能を常時最大限にしない=省電力にさせるという事と熱を出させないようにするの2点を補完するための技術ではないでしょうか。windowsを使った場合には、常用が1.6GHzで負化時に2.4GHzになるような仕組みがCPUに初めから付いていると考えた方が良さそうです。
そう考えるとCentOSもScientific-Linuxもcpuspeedというサービスで前からCPUを制御していた事は素晴らしいですよね。
このモデルはMini-ITXではなく、Micro-ATXです。
まぁ、大差はありませんが、ケースを購入する時にはご注意下さい。
値段的にも、他のQシリーズと比較しても、高くなった分の価値はあると思います。
TDPも6Wというのは嬉しいですね。
CPUファンも無いので静穏も良いところです。
長時間PCの電源を入れ放っしの人は電気代も財布に優しい。
今あるメインマシンと上手く使い分けていきましょう!