なぜそんなにデータが欲しいのか? –          おやじdemo_CentOSを使う
5月 172017
 

今の時代は何でもデータです。

個人がコンビニで何か買い物しても何とかポイントカードを使ってポイントを貯めれば、そのポイントカード会社では個人がどこのコンビニで何を購入したのかデータとして残ります。

また、クレジットカードを使えば、その個人がポイントカード同様に何を買っているのか分かります。もちろんこちらもデータとして収集されているでしょう。

電車やバスに乗ればスイカやパスモなどのカードを使って運賃を支払う。
すると、その個人がいつどこに行ったのか?データとして残ります。

もっと分かり易い例だとスマホや携帯のメールや通話、ネット閲覧履歴です。
こちらも勿論、全てデータとして保存されていますよね。
LINEなど使っている人は、スマホに入っている画像から何から全てがLINEのサーバーに個人データとして収集されているはずです。

「そんなデータ集めても意味ないじゃん!」と思う人もいるでしょう。

しかし、そう考える人は何も考えていない人です。

そんなデータを集めると、その個人の特徴が見えてきます。
個人の趣味趣向、好きな食べ物、飲物、良く行く場所、そしてその人の人間関係。
その人間関係が繋がっていく事により関係性までが分かってしまうのです。

少し前にランサムウエアで各国のパソコンが攻撃を受けましたが、表立ってファイルが使えなくなったという事だけではなく、中に保存していた大事なデータだって吸い取られている可能性が高いでしょう。

これからはデータはとても重要な物となるのです。

個人、企業のデータが集まればビックデータとなる。
そのビックデータを分析統計処理をして活用する時代になっています。

全てはAI技術向上のためと申し上げておきましょうか。

このAI技術は今盛んにIT企業において研究されています。
今まで、AIにおいて不足していたもの、それがデータなのです。

少ないデータで統計処理するよりも、ビックデータとして処理をした方が、精度確率が高くなる。

だから海外の企業、政府などデータ収集を一生懸命やっている訳です。

AIを使ったデータを基に活用すると、犯罪防止や個人の思想、考え方、友人関係、などデータを使えば紐解く事が可能となります。

実際、何か犯罪が起きても良く行く場所の特定から、使っているスマホを使って位置の特定、本人の顔写真など素早く有効に使う事ができるでしょう。

そうです。全ては個人、一人一人が管理されている社会になってくる。

特に日本は国家として後手を踏んでいる。
今躍起になって色々な法案を通して活用する前段階の作業を行っている。
この間でもデータ収集作業はしっかりしているだろう。

SNSで顔写真を付けたり、LINEで連絡、すべてデータは行き渡ってますよ。

そして将来的に集めたビックデータを使いAIで機械学習をさせる。
通話記録から、メールの内容から、LINEの内容から、趣味思想から危険人物として特定される可能性だってある。これは事件や犯罪を起こす前に何かさせられる可能性が高いということ。

都市伝説で「人間の選別はもう始まっている」と言っていたが、これはそういう事でしょう。
集めたデータを使って分析すれば「必要な人間」と「不要な人間」そして「危険な人間」といとも簡単にAIは判別するであろう。

「そんな管理された社会は嫌だ!」と言っても全世界的にそういう流れになっている。嫌な人はパソコンやスマホ携帯、電話全てを捨て去って田舎暮らしをして畑を耕し自給自足の生活をするしかないだろう。

沢山のデータを集めれば集めるほどAIを使った精度は高くなり、人間以上の判断を機械が下す。
これから、仕事もAIにとって代わるような業種業態も多くなってくるだろう。それは2020年頃から徐々に始まっていきそうである。

AIについては、また次の記事(AIの進化による人への影響について)として書くことにします。

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