一味違う路線を行くSUZUKIという二輪メーカー

投稿者: | 2019年11月8日

Ninja25Rがお目見えして本格的に250ccの4気筒モデルが復活しそうな気配となってきました。

色々なご意見があるかと思いますが、これが100万円前後としても発売するという意義はあるのではないかと思っています。このバイクが売れない世の中で、そしてこの排気ガス規制が厳しい中で、若者が車、バイク離れがある中での発表です。

今まで、バイクの世界では世界のHONDAが先進的な技術を取り入れた車を発表してきました。
しかし、今回はKAWASAKIです。

このNinja25Rが軌道に乗れば、そのエンジンを搭載したネイキッド(ZシリーズかバリオスⅢとして)復活が期待できます。

そうなると、HONDAもYAMAHAもSUZUKIも何かしらの4気筒モデルを発売するのではないでしょうか。

HONDAではCBR250RRが2気筒、YAMAHAも同じくYZF25Rで2気筒、SUZUKIもGSX250Rで2気筒ですが、SUZUKIだけ何となくエンジンの性格が違ってます。

それは出力の出し方です。

馬力よりもトルク重視であり、価格もこの3社の中では一番安い。

外見は好き嫌いがあると思いますが、私的には良いスタイルだと思っています。
価格の安い理由としては、無駄な装備は付いていないという事でしょう。

サーキットや峠で飛ばして乗る事よりも街乗り重視、スタイル重視という車です。

今のSUZUKIのバイクは他のメーカーと比較して、安価なバイクを提供するという点で一番成功しているメーカーではないかと思っています。

インド生産のジグサー150であったり、新しくジグザー250も発表しました。
SUZUKIの好きな油冷エンジンの復活です。

それもDOHCの単気筒です。
250ccのフルカウル仕様で40万位のようです。

安いですよね。

一方、CBRもYZFは7.80万します。
馬力を出さずに燃費の良さとスタイルで勝負をしているSUZUKIさんです。

しかし、良く考えると今のこの世の中で若者がバイクに乗るという事を最大限に重視するのであれば、価格を下げて提供するのはとても重要な事です。

そう思いませんか?

金持ちであれば値段が高くても買うでしょう。
でも、これは多分少数派です。

バイクに乗りたいと思う人は通勤や通学にも乗れる車種を選んでいるのではないでしょうか。純粋に趣味のバイクとしても程度の良い中古車が買えるような値段ではバイクは買わないと思います。

HONDAやYAMAHAは遅かれ早かれ、250cc4気筒モデルは出すと思ってます。
特にHONDAの後出しジャンケンは間違いないでしょう。

そうなると、路線が違うSUZUKIさんは一体どうなるのか?

これはあくまでも私の個人的な意見ですが、SUZUKI独自では250cc4気筒は出さないと思います。出すとしても変わったSUZUKIというメーカーの事ですから今までにない、250cc3気筒というエンジンを出してくるかも知れません。

SUZUKIの場合には軽自動車で3気筒エンジンを作っている事もあるし、4気筒よりも3気筒の方が排気ガス規制、燃費には適している、トルクも4気筒と比較しても高くなるのではないかと思う。

そうなると、YAMAHAも250cc3気筒かも知れません。
実際YAMAHAは大型車のMTで3気筒をもう既に出していますし・・・。

そうなると250ccの主力エンジンは4気筒ではなく、3気筒の争いになりますね。
車体の値段を安くするにも3気筒は適していると思っています。

3気筒のエンジンサウンドって、また違った意味で良い音なんですよね。
ストリートトリプルとか4気筒と2気筒の良いとこ取りのような音です。

実際、4気筒と3気筒のエンジンって細かく比較された事って今まで無いですよね。

皆さん、250ccで3気筒DOHC12バルブってどうですか?
そうなると、SUZUKIはこのエンジンで250KATANAとして復活があるかも知れません。

KAWASAKIでバリオスⅢが復活すれば、GSX250FXⅡとしての復活も有り得ます。

そうなると、4気筒はKAWASAKIからOEMで提供を受けて、3気筒を自社生産するという雄大な計画も考えられます。

何か面白くなってきますね。

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