還暦を過ぎて正社員で頑張っている63歳のおやじです。
おやじの身でありながら、やっている事はLinuxサーバーの管理やホームページの更新、事務作業までこなしています。
私がLinuxサーバーを導入したのは、会社の経費を落とすためでした。
WindowsNTサーバーに毎月7.8万円も使っていた。
ディスクの拡張に外付けHDDを何台もぶらさげる対応の悪さ。
嫌気がさして、直ぐに解約、余っているDELLのPCを分解してミドルタワー型のケースにマザーボード等を移設して、内臓のHDDを2台追加した。
かかった費用はケース代金と電源、HDD2台の費用のみです。
作ったのは今から8年前の事ですが、いまだに毎日休むことなく作動をしています。
LinuxのOSはCentOS-6です。
停電時以外は電源はONの状態で安定して動作しているのが凄い。
本当に良く出来ているOSだと感心させられます。
さて、現在63歳のおやじですが、55歳を過ぎた頃から家の仕事(親の面倒や介護など)で時間を使う事が多くなり現在に至っています。
この10年で義理の父と自分の父が他界しました。
二人とも入院するまでもなく亡くなった。
現在、介護で義理の母と自分の母(施設に入居中)がおり、特に義理の母とは同居していた関係もあり面倒をみていました。
ところが段々と足腰が弱くなり、歩けなくなった、そして痴呆の症状も出てきた。
デイサービスからグループホームに施設を移ったが、歩けなくなると施設では面倒をみるのが大変なようで、ベッドに寝たままにさせている。
どこの施設も介護職員が不足しており、介護度が高い人を面倒をみたくない施設が増えている。
この影響でますます歩けなくなり、認知も進んだ。
そんな状態で熱を出してコロナになった。
救急車を呼んだが、コロナなので受け入れてくれる病院が決まらない。
やっと受け入れてくれる病院が見つかったが、重症になっても対応は出来ないと念を押された。
熱が下がり安定し始めると、今度はリハビリ対応の病院に移動しなくてはならなくなった。
いくつかの病院を紹介してもらい、嫁さんと一緒にその病院を見学させてもらう。
日程調整も相手の都合があるので1日で全てが終わらない。
嫁さんの意向で「面会」が普通に出来る病院が良いという事である病院に決めた。
入院費用は見積もりで月に20万円前後、その他におむつ等のレンタル品の費用が入る。
我々の年金で貰える金額では到底無理な事である。
義理の母は長年、看護婦(その頃は看護士と呼ばなかった)をやっていた関係で厚生年金も長年入っていた関係で20万以上の年金がある。
そしてやっと落ち着いたのが先月の終わり頃です。
文章にするとこれだけの話ですが、グループホームに施設を移動したり、今度は施設を解約したりと手続きやら荷物の引き取りやら、作業が非常に多い。
こんなマイナスな作業で大事な土日の休日が終わっていた。
仕事をしながら、このような事をしていると自分が近い将来どうなっていくのが考えさせられる。
自分のおやじのように、子どもに面倒を掛けずに逝きたいと願ってしまう。
高齢になれば認知も出てくるだろう、そして足腰が弱くなり外出もできなくなる。
親の面倒をみる、みないは家庭の事情にも依るだろうが、その事に対して時間を取られるのは事実であり、これが生きている限り長く続く。
そんな事をやっている間に今度は自分が高齢者になっている。
だから、65歳を過ぎたら自由になり、健康な間に人生を楽しむべきだと思う。
70歳、80歳で働くのが趣味という人も居るが、言葉を言い換えれば働いてお金を稼がないと生活が出来ないからであるだろう。
お金も大事だが、残された大事な時間を有意義に使う方がもっと大事であると思います。