親の介護 –          おやじdemo_CentOSを使う
10月 062023
 

還暦を過ぎて正社員で頑張っている63歳のおやじです。

おやじの身でありながら、やっている事はLinuxサーバーの管理やホームページの更新、事務作業までこなしています。

私がLinuxサーバーを導入したのは、会社の経費を落とすためでした。

WindowsNTサーバーに毎月7.8万円も使っていた。
ディスクの拡張に外付けHDDを何台もぶらさげる対応の悪さ。

嫌気がさして、直ぐに解約、余っているDELLのPCを分解してミドルタワー型のケースにマザーボード等を移設して、内臓のHDDを2台追加した。

かかった費用はケース代金と電源、HDD2台の費用のみです。

作ったのは今から8年前の事ですが、いまだに毎日休むことなく作動をしています。

LinuxのOSはCentOS-6です。

停電時以外は電源はONの状態で安定して動作しているのが凄い。

本当に良く出来ているOSだと感心させられます。

さて、現在63歳のおやじですが、55歳を過ぎた頃から家の仕事(親の面倒や介護など)で時間を使う事が多くなり現在に至っています。

この10年で義理の父と自分の父が他界しました。
二人とも入院するまでもなく亡くなった。

現在、介護で義理の母と自分の母(施設に入居中)がおり、特に義理の母とは同居していた関係もあり面倒をみていました。

ところが段々と足腰が弱くなり、歩けなくなった、そして痴呆の症状も出てきた。
デイサービスからグループホームに施設を移ったが、歩けなくなると施設では面倒をみるのが大変なようで、ベッドに寝たままにさせている。

どこの施設も介護職員が不足しており、介護度が高い人を面倒をみたくない施設が増えている。

この影響でますます歩けなくなり、認知も進んだ。

そんな状態で熱を出してコロナになった。
救急車を呼んだが、コロナなので受け入れてくれる病院が決まらない。

やっと受け入れてくれる病院が見つかったが、重症になっても対応は出来ないと念を押された。

熱が下がり安定し始めると、今度はリハビリ対応の病院に移動しなくてはならなくなった。

いくつかの病院を紹介してもらい、嫁さんと一緒にその病院を見学させてもらう。

日程調整も相手の都合があるので1日で全てが終わらない。

嫁さんの意向で「面会」が普通に出来る病院が良いという事である病院に決めた。

入院費用は見積もりで月に20万円前後、その他におむつ等のレンタル品の費用が入る。

我々の年金で貰える金額では到底無理な事である。

義理の母は長年、看護婦(その頃は看護士と呼ばなかった)をやっていた関係で厚生年金も長年入っていた関係で20万以上の年金がある。

そしてやっと落ち着いたのが先月の終わり頃です。

文章にするとこれだけの話ですが、グループホームに施設を移動したり、今度は施設を解約したりと手続きやら荷物の引き取りやら、作業が非常に多い。

こんなマイナスな作業で大事な土日の休日が終わっていた。

仕事をしながら、このような事をしていると自分が近い将来どうなっていくのが考えさせられる。

自分のおやじのように、子どもに面倒を掛けずに逝きたいと願ってしまう。

高齢になれば認知も出てくるだろう、そして足腰が弱くなり外出もできなくなる。

親の面倒をみる、みないは家庭の事情にも依るだろうが、その事に対して時間を取られるのは事実であり、これが生きている限り長く続く。

そんな事をやっている間に今度は自分が高齢者になっている。

だから、65歳を過ぎたら自由になり、健康な間に人生を楽しむべきだと思う。

70歳、80歳で働くのが趣味という人も居るが、言葉を言い換えれば働いてお金を稼がないと生活が出来ないからであるだろう。

お金も大事だが、残された大事な時間を有意義に使う方がもっと大事であると思います。

3月 202023
 

高齢者になると家にいても普通の生活がし難くなります。

それは、足腰が弱ってソファーやベッド等から立ち上がる事が困難になったり、風呂も一人で入る事が出来なくなります。

そんな状況を補うために高齢者介護施設が存在しています。

写真素材 pro.foto
大体、75歳を過ぎると呆けを発症して80歳を過ぎるとこれが痴呆症になっていきます。

親と話をしていても、同じ内容を何度も繰り返す、日にちの観念が無くなる等の症状が出始めた時に早めに精神科に行く事をお勧めします。

痴呆症の場合には、治す事は難しいが進行を遅らせる事は出来ます。

問題なのは、親自身が自分が痴呆症であると認めない事です。
息子、娘から言われても頑なに拒むと思われます。

一番、良い方法は友達友人から伝えてもらう事です。
その事で先々、介護度が変わってきます。

どこにも相談できない人は、近くの地域包括支援センターに行き、相談してみる事をお勧めしておきます。

先ずは介護認定(要介護など)を早めにもらっておくことです。
これが無いと、介護施設に行けませんし、費用も高くなってしまいます。

75歳を過ぎると家に居てテレビを見ているだけのような生活になる人が多い。
会話は勿論、趣味も無い人は仕事を辞めて老化が進む人も結構います。

一人だから孤独で話し相手も居ない=呆けるのが早い
と思いがちですが、私が思うには違うと考えています。

先程述べた、一人でも趣味があり、熱中できる何かがあれば問題ありません。

そして大病にならないように努力する事も必要です。
病気になって一気に老化が進むからです。

転んで足の骨を骨折したりしすると、そのまま痴呆症を発症する人が多くおり、寝たきり状態になってしまう人もいます。

適度な運動と食事の節制が大事となります。

親と同居で無い人は、自分が仕事・家庭で忙しく、親を見てあげる事が出来ない人も多いと思いますが、電話やメールでも何でも構わないので定期的に連絡を取るようにしてあげてください。

メールや電話でも話し方、メールの文章の書き方で異変に気が付きます。

私も自分の親を思うように接してあげる事が出来なかったので、いつまでも前の健常者であると思わない方が良いと思っています。

8月 312022
 

私は現在、62歳です。
あと半年ほどで63歳になってしまいます。

現在は普通に仕事をしており正規社員として働いています。

今の会社に来たのは今から7年ほど前の55歳の時です。
たまたま知り合いの人から声を掛けられ何の就職活動もする事無く入社出来ました。

55歳という年齢で正規社員として入社できたのは本当にラッキーだったのかも知れません。

ただ会社の上の人に聞くと、私がPCのスキルがあったのを知っていたらしく、今の社員でPCやサーバーに詳しい人が居なかった事が大きく影響したようです。

入社後もHPの作成から社内の書類の見直し等やってきました。
事務用の書類等もファイリングが適当で全て見直しをしました。

そんな状況だったので本当にこの7年間は過ぎるのが早かった。

ただ、ここに来て自分なりに考えなくてはならない事が出てきました。

それは、事務管理、システム管理等の分野で後に任せる人が居ない事。
そして、そのような作業は全て私に押し付けておけば良いという上の人の考え方です。

大企業ではないので、自分の範囲内の仕事のみならず、範囲外の仕事も依頼されるケースもあり、自分としては?と思う事が多くなりました。

どこの企業も人材が不足していると思います。
人材が居ない事を理由に他の作業を押し付けるのもいかがなものなのか。

最近はこのようなマイナス思考で考えている自分がいます。

仕事をやらない人は相変わらずやらない。
その影響で仕事に責任をもってやる人に仕事が集中してくる。

期日を守り正確に仕事をする事が出来ない(やらない)人が多過ぎる。

上層部である経営者の人も高齢化してきている。
老害な事象も多くなってきている。

社会の風潮は70歳まで働くように仕向けているが実際にはどうなのか。

同じ年齢でも健康体に人もいれば持病を抱えながら仕事をしてる人もいます。
一概に70歳まで働け!というのも何か違うように思っています。

男であれば人生は80~85歳でしょう。
20歳頃から仕事を始め、70歳まで働くと50年間です。
半世紀も自分に鞭打って仕事をしなければならない。

一番辛い60歳代には親の面倒(介護)も必要になってきます。

社会は、70歳まで仕事しろ!、親は自宅で介護しろ!、これでは人生がんじがらめ状態で気を抜いて良いのは自分が呆けて痴呆になった時か死ぬ時くらいでしょう。

70歳まで働いてやっと自由になったら持病が悪化したり、痴呆になってしまっては何のための人生だったのか分かりません。

せめて最後は自由で遊んでいられる時間を設けて欲しい。

ご同輩の皆様はどうお考えでしょうか?