痴呆症 –          おやじdemo_CentOSを使う
3月 202023
 

高齢者になると家にいても普通の生活がし難くなります。

それは、足腰が弱ってソファーやベッド等から立ち上がる事が困難になったり、風呂も一人で入る事が出来なくなります。

そんな状況を補うために高齢者介護施設が存在しています。

写真素材 pro.foto
大体、75歳を過ぎると呆けを発症して80歳を過ぎるとこれが痴呆症になっていきます。

親と話をしていても、同じ内容を何度も繰り返す、日にちの観念が無くなる等の症状が出始めた時に早めに精神科に行く事をお勧めします。

痴呆症の場合には、治す事は難しいが進行を遅らせる事は出来ます。

問題なのは、親自身が自分が痴呆症であると認めない事です。
息子、娘から言われても頑なに拒むと思われます。

一番、良い方法は友達友人から伝えてもらう事です。
その事で先々、介護度が変わってきます。

どこにも相談できない人は、近くの地域包括支援センターに行き、相談してみる事をお勧めしておきます。

先ずは介護認定(要介護など)を早めにもらっておくことです。
これが無いと、介護施設に行けませんし、費用も高くなってしまいます。

75歳を過ぎると家に居てテレビを見ているだけのような生活になる人が多い。
会話は勿論、趣味も無い人は仕事を辞めて老化が進む人も結構います。

一人だから孤独で話し相手も居ない=呆けるのが早い
と思いがちですが、私が思うには違うと考えています。

先程述べた、一人でも趣味があり、熱中できる何かがあれば問題ありません。

そして大病にならないように努力する事も必要です。
病気になって一気に老化が進むからです。

転んで足の骨を骨折したりしすると、そのまま痴呆症を発症する人が多くおり、寝たきり状態になってしまう人もいます。

適度な運動と食事の節制が大事となります。

親と同居で無い人は、自分が仕事・家庭で忙しく、親を見てあげる事が出来ない人も多いと思いますが、電話やメールでも何でも構わないので定期的に連絡を取るようにしてあげてください。

メールや電話でも話し方、メールの文章の書き方で異変に気が付きます。

私も自分の親を思うように接してあげる事が出来なかったので、いつまでも前の健常者であると思わない方が良いと思っています。

11月 102022
 

認知症・痴呆症について前記事で書きました。

50代前後から自分の親や相手の親の状況について色々と面倒な事が起こる時期になってきます。

自分が50代であれば親は大体75~80代です。
男であれば寿命が82歳ほどなので、いつ逝ってもおかしくない年齢です。

その他にも病気などで動けなくなったりして介護が必要となるケースもあります。

お互い別々に暮らしていたが、これがきっかけで高齢者の親と一緒に住まざる負えない人も出てきます。私もその一人です。

気持ち的に「動けなくなったら助けてくれ!」という事なのか!と思う事もありましたが、今の嫁さんと結婚した時にこうなる運命は決まっていたのでしょう。

そう思って諦めました。

人によって、親の面倒を看ない人、と親の面倒を看る人がいます。
介護される人も同様です。

親や義理の親を介護する人は50.60代に大変な思いをする訳です。

しかも、介護される高齢者自体が今まで親の介護なんてした事ない人もいます。

ここが理不尽なところですよね。

大変な思いをしないで自分が高齢者で介護が必要になった時にどうにかしてくれと言うのは後から考えると都合が良すぎるように思います。

こんな事を言っても認知が入った高齢者には暖簾に腕押しです。

私の場合にはたまたま介護関係に詳しい友人がいたのでスムーズに介護認定をしてもらい、介護サービスを受け始める事が出来ました。

そろそろ親の行動が怪しい?

そう感じたならば早めに近くの地域包括支援センター等で相談しましょう。
センターには、ケアマネジャーが居て、事情を聞いてくれ介護認定の書類等も作成してくれます。

地域包括支援センター以外には居宅介護支援の事務所等も良いと思います。

介護認定を受けると、要介護1とか要介護2とか5段階の介護度の内。本人に適している介護度のサービスを受けられる事になります。

大事な事は「早めに介護認定をしてもらっておくこと」です。

途中で介護度が上がっても後から認定してもらえます。
認知や病気などの症状が進んで困ってから相談では非常に面倒です。

先々の事を考えて先に手を打ってください。

1週間の内、何回か通所介護サービスを受けられれば、その間、介護から解放されます。
高齢者が一人で自宅に居るという危険な状況も少なくなります。

認知・痴呆についても、「変だな?」、「少しおかしい?」と感じたら早めに病院で診察をしてもらう事も大事です。

進行は止められないが遅らせる薬はあるようです。

12月 252020
 

このところニュース等で何でも気に入らない事にいちゃもんを付ける高齢者の事件や事故が増えています。

レジで並んでいて、大声でわめき散らし文句を言い続ける。
駅でもちょっとした事で他人に暴力をふる。

ブレーキとアクセルを間違えるのも同じような事ですが、このすぐに怒り出す人についてちょこっと書きたいと思います。

すぐに怒り出す高齢者にも2種類のタイプが存在します。

その1:前は温和だったのに急に怒りっぽくなった人
その2:以前から怒りっぽい人であるが、段々と度が増してきた人

どちらも病気と言えば病気です。

ただ、その1の人の方が身近な人にとって深刻ですよね。
今まで温和でソフトな対応だった人が急にちょっとした事で怒り、収拾がつかないくらいになり困ってしまう。

「えっ!!何が起こったの?」と普通の人は思うはずです。

怒りっぽくなる人は血圧が高い人が多いみたいです。

あなたの血圧どうですか?(ちなみに私は130くらいです)

状況としては、脳(前頭葉)が委縮して感情をコントロール出来なくなってしまっている状態でしょうか。

その2の人も同様ですが、前から怒りっぽかった関係で目立つように感じませんが、その1と同様に脳の萎縮によるものです。

こんなお爺さん、お婆さんが家族に居たらどうしますか?

言葉のひとつひとつに反応していたら大変です。

先ず目つきが鋭くなっているので表情で分かると思います。

こういう場合には、お互い言い合っても終わりがありません。
それよりも話題を変える事が大事です。

お爺さんが好きだった釣りの話やお酒の話にする。
缶ビールをもって行き、「お爺さん、怒ってないでビール飲みますか?」と話をするとすっかり怒っている事を忘れて機嫌が良くなる事もある。

怒りっぽくなった高齢者の話は正面から受けてはいけない。
そして、言われた事を根にもってはいけない。

ただ、こうなってくると外部との人の接触には配慮が必要になってきます。

高齢者介護施設においても嫌われてしまい、色々な施設をたらい回しされてしまう人になってしまいます。

我々も、70.80歳と年齢を重ねていく中でいつ同じような病気を発症するか分かりません。
その頃には痴呆が当たり前の世の中になっているかも知れません。

今までと同じような性格でいられるような特効薬が早く出来る事を望みます。

その薬が寿命を減らす事になっても、私はきっと飲むと思います。