認知症・痴呆症について前記事で書きました。
50代前後から自分の親や相手の親の状況について色々と面倒な事が起こる時期になってきます。
自分が50代であれば親は大体75~80代です。
男であれば寿命が82歳ほどなので、いつ逝ってもおかしくない年齢です。
その他にも病気などで動けなくなったりして介護が必要となるケースもあります。
お互い別々に暮らしていたが、これがきっかけで高齢者の親と一緒に住まざる負えない人も出てきます。私もその一人です。
気持ち的に「動けなくなったら助けてくれ!」という事なのか!と思う事もありましたが、今の嫁さんと結婚した時にこうなる運命は決まっていたのでしょう。
そう思って諦めました。
人によって、親の面倒を看ない人、と親の面倒を看る人がいます。
介護される人も同様です。
親や義理の親を介護する人は50.60代に大変な思いをする訳です。
しかも、介護される高齢者自体が今まで親の介護なんてした事ない人もいます。
ここが理不尽なところですよね。
大変な思いをしないで自分が高齢者で介護が必要になった時にどうにかしてくれと言うのは後から考えると都合が良すぎるように思います。
こんな事を言っても認知が入った高齢者には暖簾に腕押しです。
私の場合にはたまたま介護関係に詳しい友人がいたのでスムーズに介護認定をしてもらい、介護サービスを受け始める事が出来ました。
そろそろ親の行動が怪しい?
そう感じたならば早めに近くの地域包括支援センター等で相談しましょう。
センターには、ケアマネジャーが居て、事情を聞いてくれ介護認定の書類等も作成してくれます。
地域包括支援センター以外には居宅介護支援の事務所等も良いと思います。
介護認定を受けると、要介護1とか要介護2とか5段階の介護度の内。本人に適している介護度のサービスを受けられる事になります。
大事な事は「早めに介護認定をしてもらっておくこと」です。
途中で介護度が上がっても後から認定してもらえます。
認知や病気などの症状が進んで困ってから相談では非常に面倒です。
先々の事を考えて先に手を打ってください。
1週間の内、何回か通所介護サービスを受けられれば、その間、介護から解放されます。
高齢者が一人で自宅に居るという危険な状況も少なくなります。
認知・痴呆についても、「変だな?」、「少しおかしい?」と感じたら早めに病院で診察をしてもらう事も大事です。
進行は止められないが遅らせる薬はあるようです。