中古パソコンと安い新品パソコンどちらを選ぶか? –          おやじdemo_CentOSを使う
4月 072016
 

今年になってから中古パソコンも売っている主力商品が変わってきたように思います。
中古と言えば、何世代前のPC(リース品であれば5年前とか)が多いのですが、スペック的には第1.2世代あたりのi3やi5あたりが買い易い値段になってきたようです。

物によってはノートパソコンでも2万円未満で購入できる。
あえて安くなっているCore2を選択しなくても良い感じでしょうか。

これも新品のパソコンが安い価格で販売されている影響は大きいと思っています。
ドスパラでは新品のノートパソコンが3万円以下(OSはwindows10)で売られています。

私のようなジャンク品とか捨て値で売られているノートパソコンとか、1万円前後で買える商品を選んで購入し、改造するのが趣味の人にとっては、中古パソコンが安くなってくるのは良い事です。

ただ、趣味ではなく、使う事だけを考えれば、新品を購入するべきだと思います。

中古で2万円のPCでもOSのwindows7がインストールされている。

これDSP版を新品で買うと15000円以上しますよね。
という事は中古本体の価格は5000円かよ!という事になりますよね。

自作用のwindowsであるDSP版はやはり値段が高いと思いませんか?
中古のパソコンにインストールしたいという希望であれば、中古ショップが提供しているような安いwindows7を購入できるようにしてもらいたいと思います。

windowsが安く買えるなら、もっと普及しますよね。
無理やり、Linuxインストールする人は少なくなる可能性はありますが、windowsのシェアは今以上に増えると思うし、売り上げもある程度見込めるのではないでしょうか。

OSの話はともかくとして、今の買い時は第1.2世代あたりのi3やi5、i7でしょう。
i3とi5が大して変わらない値段であれば、i5を選ぶべきですよね。

皆さん、ご承知のとおり、i3は2コア+HTです。いわば仮想4コアです。
一方、i5はリアル4コア(core2quadとおなじような)です。
i7はリアル4コアにHTが付いている。(仮想8コア)
intelさんも本当にCPUの住み分け考えましたよね。

ノートパソコンはあまり部品交換がし易い機種ではないので最初に付いているCPUって大事です。
デスクトップであれば、チップセットやその規格に見合ったCPU交換は容易にできる。

改造が好きな人は無理やりCPU交換して「世界にひとつだけのPC」by Swapというのも良いですし、安く購入して使えるPCに改造する楽しさも同時に味わえる。難点と言えば、くだらない部品や壊れているパソコンなどが家に溜まっていくことでしょうか。いつかは使えるという事で保存していますが、保存しているだけで一生使われない部品もあると思います。

スマホ選ぶ時はiphoneとか直ぐに買うのに、パソコン買うときは2.3万の商品でも躊躇する。
本来性能の良いパソコンの方が大事な物のように思えますが、買う時の精神的な構造は逆になっている。

価格については、色々なショップの価格を見る事が大事なんですが、個々の部品の単価も知っておくと、その部品全体でいくらになるという事が分かり、個人で高いのか安いのか判断基準になると思います。例えばCPUがi3であれば単体で同じ商品が8000円で売っているとか。メモリが2GBDDR3が2000円で売っているとかです。

後は、物の傷み具合などで検討する事でしょうか。
よく店の人に相談する人いますが、店の人は中古車販売も同じですが悪い事はあまり言わないですよね。参考程度に聞いて、自分の目を信頼していくことが大事ではないでしょうか。

この世界、何でも人に相談するようではダメです。
自力で覚え、自力で調べる事を身に付けましょう。

広告宣伝でLinuxを何週間でマスターして、ネットワーク技術者へ転職とか書いてありますが、これは嘘です。何週間で奥の深いLinuxの全てを覚える事は無理です。何週間で教える事は教えるが、後は自分で勉強して努力して会得してくださいね。という事です。

何でも積み重ねが大事です。

その第一歩が中古パソコンでLinuxだと思います。