古いパソコンを使いこなす –          おやじdemo_CentOSを使う
6月 252014
 

私は以前から小型パソコンや古いパソコンを自分で修理したりして使えるようにするのが好きです。
x40しかりLGA775しかり、家には沢山のパソコンがありますが、最新のCore-i5やi7なんてありません。それに現時点でも欲しいと思っていません。

私のメインマシンはQ9450、メモリ4GB、SSD128GB+HDD1TB、Geforce640GTという古い仕様です。使うのが、ブログ更新やサーバーへアクセス、Officeで仕事程度です。
これでも、私にとっては、とても速いパソコンです。

普段、他のCore2DuoのE6600やx40のPentium-M、ATOM-D510を触っているので、これが速いと思わせる要因かも知れません。QコアでSSDであれば、そこそこ速いと感じる人は多いのではないでしょうか。これに慣れると、シングルコアや2コアの速度って何気なく遅く感じてしまうように思えます。

人に依っては、最新・最速のパソコンしか求めない。
遅い、古いパソコンはゴミという人もいます。

それを言ったら、我が家のパソコン達はゴミだらけ、ゴミ屋敷と化してしまいます。

確かに、今時、Celeron-1.1GHzでWindows-2000やPuppy-Linuxなんて動かしている人もそうはいないでしょう。x40だって、1台はPentium-Mの1.2GHZ、もう一台は1.3GHzです。そして最近もらったAcer-Aspire one D250はATOMの1.66GHzですよ。しかし、皆さん、元気に現役で動作しています。電源ONにすれば、全てがネットワークで繋がります。どこのパソコンからも、全てのLinuxマシンに端末で入り込めて、操作ができます。

全台のパソコンの電源をONにする事はありませんが、全てにHOSTネームを振ってあるので、このHOSTネームを覚えておかないと、色々困る事もあります。IPアドレスも忘れてしまう事があります。さすがにgatewayやATOMサーバーのIPやHOST名は忘れませんが、他のデスクトップマシンは少し触らないと忘れてしまっています。そういう場合には、端末で、# cat /etc/hosts と打ってHOSTの設定ファイルを見れば一目瞭然です。(ちなみにWindowsのHOST設定ファイルは、C:¥windows¥system32¥drivers¥etc¥hostsです)

今回のXPのサポート終了で廃棄されたパソコンも沢山あると思います。
まだまだ、使えるパソコンでも、最新パソコンで無ければ必要無い存在というのが何か悲しいものがありませんか?機械物であれば、仕方の無い運命ですが、パソコンや車などは自分の仕事や遊びで手足になって動いてくれた存在でもあるし、いわゆる戦友ですよね。そんな無下に扱わなくてもと思います。

古いパソコンでも、その時代のOSを入れれば、普通に使えます。
いくらソフトやOS、ハードの売上優先で経済を活性化するためと言いながら、資源を捨てている。パソコンが欲しくても買えない人や国だってあるので、そういう人達に送って欲しい。

最近、小学校でプログラムの勉強を始めるような記事がありました。
古いパソコンはこういう場面でも生かせるのではないでしょうか。ラズベリーパイだって、そういう意図で作られているし、子供に馬鹿みたくスマホを与えてLINE馬鹿になるよりもいいでしょう。

何でも最新、最速が良い訳ではありません。
重要な事は、そのパソコンを使い切れるかどうかです。

パソコンの世界は奥が深いし、年齢に関係なく、上には上の人がいる。
古いパソコンも自分にとっては、良い勉強道具です。

そして、壊れて使えなくなるまで大事に扱っていきます。