9月 012014
 

Linuxを使ってみたいというユーザーは沢山いると思います。
しかし、いざインストールするかどうかとなると躊躇してしまう。

普通にパソコンを仕事や個人の仕事用アイテムとして使用するなら、安定性があり、壊れない、処理速度が速い、というOSが良いと思います。そういう点ではwindowsはインストールから、その後の設定など楽チンで使用する事ができるOSだと思います。

パソコンの操作自体が難しいと思っている方は、windowsを使っていても難しいと思っている筈で、LLinuxなんて考えた事も無いと思います。ましては、このブログを見に来てくれている方は、少なからずLinuxに興味があり、すでに導入している、これから導入したいと思っている方々に違いないと思います。

LInuxはそういう使い方よりも、個人的にはwindowsとは違ったOSを使ってみたい。サーバーを構築する勉強をしたい。OSにお金を掛けたくない。などの要素もあり、個人的に使用する意味としては、趣味、または専門職としてのOSであると考えています。

私の場合には、windowsでは無いOSを使ってみたい。古いパソコンをどうにか使えるようにしてみたい。という気持ちで最初はLinuxを使っていましたが、段々とサーバー構築という事にも興味が沸き、CentOS-6で自宅サーバーを構築し、運用をしています。もちろん、デスクトップとしてもScientific-LinuxやLinux-Mint、Puppy-Linuxなども使っています。Linuxとしては同じでもディストリビューションで色々な特徴があり楽しめます。

何しろ、Linuxは色々なディストリビューションが存在し、バージョンも様々です。
いざ、インストールするにしても、どのLinuxが良いのか?バージョンは何にしたらいいのか?
そういう事から始めなくてはなりません。
ネットで色々調べたり、専門書を購入して情報を得たりするのです。
専門書の問題点は、新しいバージョンにはなかなか追い付いていないという事もあり(中身は大して変わらないところですが)、ネットで先人達の意見や問題点などを調べるのが一番の得策だと思っています。専門書は辞書的な役割で分からない部分をちょっと調べて見る、ヒントがあるかも知れないというイメージで私は使っています。

以前から、サーバーで使用する目的ならCentOS、デスクトップで使用するならubuntu(Linux-mint)という意見には変わりはありませんが、CentOSも最新は7が登場し、今までの使い方と違った部分が出てきており、これから初めてCentOSを使いたいと思っている人は、CentOS-6までのものとCentOS-7の新しいものとどちらかを選択する事になりますが、ネット上で色々な情報が得られるのは、CentOS-6です。しかし、CentOS-7は初めから64bitのOS専用で作られているので、コマンドの違いなど扱いが変わっていても、一から覚え始めるという点ではCentOS-7を選択しておいた方が、先々良いのかも知れません。

CentOS-7は64bitであるため、古いパソコンにはインストールできません。どうせなら、クアッドコアのCPUで動作させたいものです。2コアであれば、CentOS-6、クアッドコアであれば、CentOS-7というハード面からみた選択方法もあります。

どちらにしても、インストールしてから、ubuntu系であれば日本語入力の設定やVGAの設定,CentOSであればgnomeの設定など、好みに合わせたチューニングが必要となりますが、これはwindowsとは違い、作業も端末を使って設定をしたり、yumやapt-getといったupdate,upgradeを使用することになります。

自分に見合った環境を作る。
それが出来上がった時の満足感は作業が大変な分、大きなものです。
無償で楽しめるLinuxを使わない手はないと思います。

8月 022014
 

技術者の方であれば、Linuxを含め操作方法をなるべく早く覚えなくてはなりません。
それは仕事(商売)としての職務ですから頑張らなければなりません。
しかし、普通の人が趣味としてLinux扱えるようにするにはどうすれば良いのか?
その仕事では無いという部分で精神的に甘えもあるように思います。

~出来ないなら出来ないでしょうがない。

その気持ちが優先されてしまい、難しいところに直面すると投げ出してしまうのです。

windowsという基本OSに体が馴染み過ぎていて扱いの根本の思想がこのOSになってしまている事が要因だと思っています。逆に最初からLinuxを触っていれば扱い方の基本がLinuxの思想となっているので覚えるのにもそうは難しくなかったのでは?と思う事があります。

一言で言えば、windowsの扱い方を基本としないという事です。
全てが違うという事ではありませんが、まっさらの状態で勉強するのが一番ではないでしょうか。

そのためには、毎日、Linuxを起動して端末で何かしらの操作をする。
何かテーマを決めて(ファイル共有設定をするとか)自分なりに設定をしてみる。
出来なかったら何が原因なのか?logを調べたりして考える。
設定が上手く進まず悩むことが多いLinuxですが、そこの部分を解決する作業がとても大事です。

そういった一連の作業の積み重ねで覚えられる場合が多い。
インストールをしてネットとメール程度なら何も覚えるような事はありませんが、せっかくインストールしたLinuxですから本来のマルチタスク・マルチユーザーとしてのOSとして動作をさせてみて欲しいと思います。

すると、今まで使っていたwindowsの長所や欠点、Linux長所や欠点が見えてきます。
そうなった時にはバイリンガル状態と同じで二つのOSを扱えるようになっているはずです。

諦めずに毎日少しずつ触れる。
その積み重ねが重要なんです。
少し使っただけで「使いにくい」、「分からない」なんて言う人は考え方を変えて、これから長く使えるOSにするという意識で使って欲しいと思います。

私のようなおやじでも毎日触って、2年程で何となく扱えるようになりました。
若い方であれば、その半分、1年間触れば、それなりになるのではないですか。
1年なんて長いようで短い機関です。
焦らずじっくり、自分のやり方で進んでいって欲しいと思います。

4月 122014
 

XPがサポート終了で、Linuxをインストールしたいが、難しいからという理由で前に進めない人が結構いらっしゃいます。先ずは先入観は取り払い、使ってみて、自分で判断すべきです。

周囲の人、何人に聞いても、「Linuxは素人には使えない」とか「入れても扱いにくい」とか「Linuxをインストして何に使うの」と言う人もいるでしょう。聞けば聞くほど、後ろ向きな気持ちになってしまいます。

何しろ、OSのシャアですが、単純にwindowsが93%、マックが5%、残りの2%以下がLinuxと他のOSです。
と言う事は100人に聞いてみて、97.8%の人はLinuxに関して、知識が無いのに評価だけしている事になります。

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