ニュースで高額な旧車バイクが盗まれたという内容をやってました。
1週間で2.3回、バイク盗難のニュースが報道されています。
盗まれるのが、今は販売していない旧車なんですよね。
バイクに限らず・・・・・
車も同じです。
GTRやらケンメリ、AE86、フェアレディZ(S31)、CELICAーLB等など、自分が免許を取り、乗り始めた頃の憧れの車まで高騰しています。
自分の価値よりも旧車の方が価値があるのか?
普通の人は旧車が好きでも中々維持する事は難しいです。
広い屋根付きの駐車場があれば別ですが、サラリーマンで自分の乗る車以外に維持するのは今の経済状況と税金面を考慮すると無理ですよね。
その上、長く維持して大切にしてきても盗難されて意味がありません。
あれは何だったの?
幻か?
という事になるでしょう。
古い物に価値があるものは他にもあります。
レコードでしょうか。
一時はCDに抜かれ、生産中止に追い込まれました。
もちろん、関係する家電(アンプ・ターンテーブル・レコード針)等も姿を消していきました。
それが最近、CDよりもレコードの生産数が増えてきている。
う~ん、どうなっているのでしょうか。
ターンテーブルやアンプ等も種類は多く無いが売っている。
アーティストもCDだけではなく、レコードも国内外含め販売している。
BABYMETALなんかもレコード出してましたよね。
中古市場も音楽はCDよりもレコードの方が高額取引になっています。
中古市場としては、やはりロックの買取が高いそうです。
年代的には70~80年代になるでしょうか。
ジャンルとしては、ブリティッシュ・アメリカン、サザン、ハードロック、メタル、プログレッシブ、ジャズロック、ブルース等でしょうか。
邦楽も古い物は非常に高価です。(はっぴえんど、フラワートラベリングバンド、大瀧詠一など)
ビートルズは特殊で誰でも知っている上、コレクターが多いから結構、前から高額です。
ロックの高額なバンドとしては、その頃あまり売れていなかったバンド等が多くあります。所謂、マニア的なバンドですよね。
一時は投げ売り状態だったレコードがいつの間にか音楽の主役に躍り出ます。
買う人はレコードのジャケットがアートであったり、レコードを聴くまでの面倒臭さが逆に良いといった感じなようです。
私は今でもレコードを聴く人ですが、輸入盤の匂いやジャケットを見ると、買った頃が蘇り(その時何をしていたのか等)ます。
あの針を落として「ブチブチ」とノイズが入ったりがまたいい感じ。A面、B面とおのおの約20分から30分、休憩のような区切りがあるのもCDには無い所でしょうか。
日本のレコードは海外の市場でも人気があるようで、海外に輸出されている。
ジャケットも海外のレコードと比較すると厚紙で印刷も綺麗だからですかね。
きっと車の旧車と同様に日本の古いレコードまでもが海外に流出してしまうのでしょうか。
日本は文化を売りにしている割には文化を大切にしない傾向がありますよね。
あと数年もすれば日本の旧車はほとんどアメリカに行っている事でしょう。
下手したら軽トラだって無くなりますよ。
あなたも古い物で価値がある物が家に眠っているかも知れませんよ。