ニュースで報道されているので皆さんもご存知かと思います。
東芝と言えば、パソコンも作っているし、原発も作っている企業です。
こんな最先端の企業でもブラック的な要素満載だったなんて・・・。
チャレンジと称して売上を求める、言葉も言いようですな、はっきり言えば「ノルマ」じゃぁないですか。それをチャレンジという言葉に置き換えるだけで、何かソフトな挑戦者のように感じてしまいます。
問題なのは、経営者がトップダウン的に不正を押し付けていた事です。
上から言われて、文句が言えるような人はまずサラリーマンでは居ないでしょう。
誰もが自分に火の粉が及ばないように努力していたでしょう。
大きな問題にはなったが、ほっとしている人達が沢山居ると思います。
ニュースを見ていて一番気になるのが、誰も何も言えない環境だったとサラリと言っていますが、上司に正論を言って通るとでも思っているのでしょうか。ましては、経営者皆さんでグルになって指示をしていたならば、ちょっと言っただけでも左遷は間違いないはずです。
きっとマトモな何人かは左遷か退職をさせられているでしょう。
このような人達も調べてもらいたいものです。
どこの会社でもあるような事ですが、大手の企業、それも東芝という会社がそうだったというのが問題なんだと思います。東芝がやっていると思うと、他の会社でも充分ある訳です。
はっきり言って、経営者までも素人になってしまった感じがします。
そんな悪いことをする人達が管理職を選んでいる訳ですから、調子の良い奴か、何でも言うことをきく奴か、そういう奴等が管理職になっていて、若い人達にチャレンジさせていたんでしょう。
田中社長は「株主の皆様を含め、すべてのステークホルダーの皆様におきましては、心よりおわびを申し上げます」と陳謝。「本件に対する重大な責任は私を始めとする経営陣にあり、厳粛に受け止め、私から経営責任を明らかにするため、本日をもって取締役および代表執行役社長を辞任します」と述べた。
と記事には書かれているが、一番最初に謝らなくてはならんのは「社員」ではないですか。
こいつらの目線は全て株主ですよ。
「今まで、きついノルマを課して申し訳なかった!」そういう一言も無い。
誤魔化してもらっていた配当金とかは戻してね。
戻したお金は嫌な思いをしてきた人達で分配すれば良い。
こんな会社にいる技術者の方、若い営業マンの方、腐らないで仕事をして欲しい。