前記事で中古価格が高いレコードやCDの価値についてブログを書きました。
私も学生の頃には音楽がとても好きでマニアックなレコードを買い集めていた経緯があります。
それが段々と仕事が忙しくなり、自作PCの趣味も増え、バイクにも乗る、という事で思うように音楽を聴く事が出来なくなっていました。
しかしながら、この2年前からのコロナ禍で自宅でゆっくりと時間を過ごす事が増え、音楽に再び触れる機会が増えてきました。
私が主に聴いている音楽は70年代から90年代のロック・ジャズが中心です。
ですから買うのは必然的に旧譜になります。
学生時代、貧乏で思うように買えなかったレコードやCDを買っています。
中にはそのレコードの中身を知っている、MP3で持っているというアルバムも数多くあります。
旧譜を買う人の多くは、好きな音楽、気に入ったアーティストやバンドであればレコードやCDを所有していたいという気持ちでしょうか。
以前に手放してしまったレコードやCDもあります。
「あぁ、あの時に売らなければ良かった!」という後悔が何度もありました。
そして音楽を良く聞くようになってから今度はオーディオに目が向きます。
古いスピーカーを使用していたため、スピーカーの縁にあるエッジにひびが入り、小片となって崩れ落ちてきました。
触るとポロポロと剥がれ落ちてきます。
表面上は保護ネットがあるために分かりませんでした。
どうも「音がびびる」、「低音時のびびりが酷い」と思っていました。
このスピーカーのエッジはウレタンやゴム、布製があり、特にウレタンで出来ているエッジは時間経過とともに傷んできます。
ヤフーでも安く売っているのは、この「エッジ」が駄目になったための物です。
ただ、エッジの割れは「スピーカーの故障」ではありません。
ヤフオクでスピーカーの型式を調べれば、1枚1000円前後で売られています。
スピーカーを箱から取り出して、古い壊れたエッジを丁寧にカッター等で取り除いて水性ボンドで取付れば元に戻ります。
ハードオフ等でも本来高価だったスピーカーがエッジが駄目でジャンクとして、安く売っているケースもあります。
このエッジを直す作業もスピーカー自体の性能によるところが大きいと思っています。
安物スピーカーに手間を掛けるよりも、ヤフオクやハードオフで元は高価だったスピーカーを探して、自分でエッジ修理をした方が良い音で鳴ってくれると思います。
ちょっとした手間を自分で行ったスピーカーで音楽を聴くのは悪くないでしょう。
還暦を過ぎて耳が遠くなってきているにも関わらず「良い音」を求めてしまうのは、私だけではないと思っています。