収集 –          おやじdemo_CentOSを使う
9月 212023
 

皆さんは音楽(JAZZ・Rock・JPOP等)のCDを最近購入しましたか?

一時期は音楽CD自体が全然売れずに業界も困っていました。
それはMP3等の形式でスマホに直接ダウンロードしてしまうからです。

ダウンロードして聴く事が良いのかどうか。

私の考え方としては、アウトなんですね。
勿論、OKな人も沢山いらっしゃるでしょう。

音楽CDって、ジャケットがあって音楽と世界観が連動していませんか。
ジャケットの雰囲気が何となく伝わるというような・・・・。

スマホにダウンロードして保存していても、スマホが壊れたり無くしたり買い替えたりすると、どうなるのでしょうか。

「もう聴き飽きたから要らない!!」と思ってしまう人が多いのかな。

商業音楽(売れ線狙いの音楽)であれば流行廃りがあるので、ある程度聴き慣れると飽きてしまいます。

私の感覚では最初に受け入れやすい音楽は飽きるのも早いです。
難しい音楽程、ジワジワと後から染みわたってきます。

難しい音楽が全て良いという事ではありませんが、音楽を真剣に聞いている時間も影響しているのではないでしょうか。

音楽は聴いている時間帯や場所、気分によって欲する音楽は変わります。

車で聴く時、家でゆっくりしたい時、寝る時、お酒を飲んでいる時などです。

シチュエーションによって聴く音楽を自分自身で選択できるって最高ですよね。

私はと言うと、最近は音楽CDを月に10~20枚(新品・中古・ヤフオクなど)を購入しています。

主に1970年代のクラシックロックやジャズでしょうか。

英国やアメリカンの音楽は結構聴いてきたので、あまり聴いていなかったユーロロックを主に購入しています。

ユーロロックと言っても奥が非常に深くて、特にイタリアのプログレッシブ音楽はもっと早く聴いておけば良かったと思っています。

イタリアのロックと言えば有名どころで、PFMやオザンナ、ニュートロルスなどですが、その他にも沢山良い音楽がゴロゴロしています。

そしてジャケットがまた芸術的で最高なんです。
ダウンロードしてしまうとこの最高なジャケットが見れない訳です。

イタリアンロックあまり聴いたことが事が無いよ!

そういう人は一度聴いて欲しいと思います。
ロックの音楽の作り方が違うと私は思っています。

イタリアンロック入門として説明がされている非常に分かり易いサイトを見つけました!
https://toseimidorikawa.raindrop.jp/italianprog.html

興味のある方は是非、覗いて見てください。

7月 182022
 

前記事で中古価格が高いレコードやCDの価値についてブログを書きました。

私も学生の頃には音楽がとても好きでマニアックなレコードを買い集めていた経緯があります。

それが段々と仕事が忙しくなり、自作PCの趣味も増え、バイクにも乗る、という事で思うように音楽を聴く事が出来なくなっていました。

しかしながら、この2年前からのコロナ禍で自宅でゆっくりと時間を過ごす事が増え、音楽に再び触れる機会が増えてきました。

私が主に聴いている音楽は70年代から90年代のロック・ジャズが中心です。

ですから買うのは必然的に旧譜になります。
学生時代、貧乏で思うように買えなかったレコードやCDを買っています。

中にはそのレコードの中身を知っている、MP3で持っているというアルバムも数多くあります。

旧譜を買う人の多くは、好きな音楽、気に入ったアーティストやバンドであればレコードやCDを所有していたいという気持ちでしょうか。

以前に手放してしまったレコードやCDもあります。

「あぁ、あの時に売らなければ良かった!」という後悔が何度もありました。

そして音楽を良く聞くようになってから今度はオーディオに目が向きます。

古いスピーカーを使用していたため、スピーカーの縁にあるエッジにひびが入り、小片となって崩れ落ちてきました。

触るとポロポロと剥がれ落ちてきます。
表面上は保護ネットがあるために分かりませんでした。

どうも「音がびびる」、「低音時のびびりが酷い」と思っていました。

このスピーカーのエッジはウレタンやゴム、布製があり、特にウレタンで出来ているエッジは時間経過とともに傷んできます。

ヤフーでも安く売っているのは、この「エッジ」が駄目になったための物です。

ただ、エッジの割れは「スピーカーの故障」ではありません。

ヤフオクでスピーカーの型式を調べれば、1枚1000円前後で売られています。

スピーカーを箱から取り出して、古い壊れたエッジを丁寧にカッター等で取り除いて水性ボンドで取付れば元に戻ります。

ハードオフ等でも本来高価だったスピーカーがエッジが駄目でジャンクとして、安く売っているケースもあります。

このエッジを直す作業もスピーカー自体の性能によるところが大きいと思っています。

安物スピーカーに手間を掛けるよりも、ヤフオクやハードオフで元は高価だったスピーカーを探して、自分でエッジ修理をした方が良い音で鳴ってくれると思います。

ちょっとした手間を自分で行ったスピーカーで音楽を聴くのは悪くないでしょう。

還暦を過ぎて耳が遠くなってきているにも関わらず「良い音」を求めてしまうのは、私だけではないと思っています。

7月 122022
 

最近は本当にレコードが復活していてCDよりも価値があるのか値段も高い。

その中でも非常に高価になっているのが初版のオリジナル盤と言われる物です。

私の場合には、海外(特に英国・欧州・アメリカ)などの洋楽が多いので、初版となれば、必然的に海外の生産品になります。

日本のレコードでは、帯が付いた初版のオリジナル盤で高価なレコードもありますが、音質的には日本より海外の盤の方が音が良いと言われています。

音が良い理由は、レコードが作られる時、最初にプレスされている方が音が良い。
何度もプレスを繰り返し作られた後発盤は音が劣化していくという事になります。

日本盤として作られる時には海外のアーティストであれば、プレスをする原盤を海外から取り寄せてプレスをしますが、この原盤もいくつかコピーされた物の1枚で、コピーされた何枚目なのか不明です。

音が良いとされるのは、間違い無く、アーティストの国で生産された初版のレコードと言えると思います。

日本盤でも帯が付いている初版のレコードで販売枚数が少ない貴重なレコードは高価な物が存在します。

私が思うには、ロックであればUK盤(イギリス)・US盤(アメリカ)のオリジナルが所有していて価値がある物だと思っています。

これはロックに限らずジャズでもそうでしょう。

US盤は表面にシュリンクと言われるビニール包装がされていて、これを外してしまうとジャケットの痛みが早くなります。

日本の印刷と違い、雑な印刷のようで表面部分が擦れてしまいます。

UK盤はジャケットに透明のコーティングがされていて、ジャケットの厚紙は薄目です。

UKかUS盤か分からない?

ジャケットの裏やレコードの真ん中にある印刷部分の文字をよく見ればmade in USA
とか書かれています。(その前にジャケットで見分けられるでしょう)

あとはマトリック番号が気になります。

これはレコードをどの原盤で何番目にプレスされて作られたものであるかが分かる記号です。

レコードのラベルの手前の溝に英数字でそのレコードの製品番号以外に、輸入盤であれば手書きのような文字でA1とかB2とか、またはそのような記号で記されています。

簡単にいうと、B1よりもA1の方が良いという事です。
この見方は、慣れてくると段々と分かってきます。

勿論、レーベル等によって表現方法は違いますのでご注意ください。

オリジナル盤であり、このマトリクス番号がA1等と若い番号であると、そのレコードは非常に価値があり、音質も良いという事になります。

しかし、私たちが聴くようなオーディオではどうなのか?という事があります。

安物のオーディオシステムで音質の良いレコードを聴いても分かるのかどうか?

私のような還暦を過ぎたおやじの耳でも大丈夫なのか?という事です。

高価な価値のあるレコードはコレクターとしての趣味の人向けです。
特定の高いレコードを買うよりも、その分、沢山のレコードやCDを買って聞いた方が良い。

私は価値のあるレコードは音楽としても名盤なのか?という点においては?であると思っています。

生産数が少ないから価値があるというレコードもあるし、コレクター側の収集価値としての物も沢山あります。

CDもレコードもある程度、枚数が溜まってくると収集が楽しくなります。

CDの場合にはレコード程の価値は無いように思います。

そのために初版のCDは価格を高めに設定したり、生産数限定のBOXCDや紙ジャケットの製品を作っています。

同じ曲であれば普通の安いCD買った方が良いと思いますよ。

紙ジャケットは綺麗ですが、保管や置き方にも工夫が必要ですし、CDを並べておくのにも不便と言えば不便です。

CDの良さはレコードと違い、ケースから直ぐに取り出せて聴ける事です。

そう考えると、価値があるソフトではないと思います。
何度聞いても音は変わらない上に、PCに移行も簡単です。

レコードやCDは大事な自分の資産となります。

私も以前、レコードを半分(500枚ほど)業者に売ってしまった事がありますが、今は非常に後悔しています。

現在のレコード所有は500枚前後、CDは300枚前後あります。

私が生きている内には、買う事はあっても、売る事は無いでしょう。

仕事を辞めて毎日が日曜日になったら、ゆっくり聞けることを楽しみにしています。