久しぶりに面倒な依頼がありました。
ある団体で運用していたワードプレスのサイトで事務担当者がPHPのバージョンアップとワードプレスのバージョンアップを同時に行ってしまった結果、エラーが表示されてサイトが見れなくなってしまったという事です。
良くあるあるの話なんですが、これが結構、初心者の人が嵌る罠なんですよね。
問題となるのがワードプレスのバージョンを上げてしまうと問題となるのが、使っているサイトのテーマであったり、プラグインのアプリだったりします。
どこかが問題となり、起動しなくなります。
慣れている人だと段階的に修正をしたり、プラグインを止めたりするのですが、何もしないまま進めてしまうとこのような結果になってしまいます。
しかし、問題はこれだけではなかった。
サイトが置いてある場所が、レンタルサーバーだったのですが、このサーバーにアクセスするための情報(IDやパスワード等)の書類やファイルが行方不明だった。
FTPもSSHも使えないじゃん。
ましてはサイトが壊れているので管理画面にも入れない。
う~ん、小さな会社や団体だとこれまた、あるあるの話ですよね。
担当者が変わると大事な情報も分からなくなる。
申し送りというか大事な仕事の連絡がリレーされていない状態なんですよね。
結局、私が行っても何も出来ず話だけ聞いて帰ってきました。
とりあえず、IDとパスワードが無いとサーバーにアクセス出来ないので修復しようがありませんと担当者の上司に伝え、サーバー会社に連絡をしてID関係の情報を再送してもらってからという事になりました。
PCやワードプレス等が分からない人はワードやエクセルと同じような感覚でいる人が多い。
サーバーは外部にあり、ネットワークで繋がっていて遠隔操作しなくてはならない。
何も知らない担当者が更新作業(PHPやシステム自体)に関わるのもいかがなものか。
ワードプレスでホームページを作ったら終わりではなく、そこからがスタートになる。
最初だけで適当な扱いにしている会社や団体が非常に多いと思います。
修正するためにはどうしたらいのか?についてはまた別記事で書く事にします。