これからのスクーターは14インチが主流になる

投稿者: | 2024年11月28日

現在、私が乗っているアドレス110ですが、もう新車の販売は終了しています。

良いバイクだと思うのですが、他のバイクの生産もあったのでしょう。
また、似ているホンダのDIO110は現在も販売されています。

このアドレス110とDIO110は本当に似ています。
外観は14インチのタイヤでアルミキャストのホィールが付いている。
少し丸みを帯びたDIOと直線的なアドレスという印象の違いがあります。
両者に採用されている14インチのタイヤですが、最初見た時には大きくて細く感じ、どうなの?と思いました。

多分、皆さんもそう思ったと思います。

しかし、これが違った意味で良く出来ていた。

・スピードを出してもふらつかない
・段差があっても振動が少ない
・燃費が向上する
・タイヤが長持ちする

こんな良さを感じています。

少し前までは10インチのタイヤが主流だったスクーターですが、10インチの場合には、加速感の良さであったり、車高を低く出来る、これによってメットインスペースを広く取れる等のメリットがありました。

一番の問題は、スピードを出した時のハンドルのふらつきだと思います。
路面がうねっているような道路だと非常に怖い思いをするケースがありました。

14インチのスクーターの場合にはこれが皆無です。
安定した走りっぷりです。

なぜ14インチタイヤが流行り出したのか?

私の予想ですが、東南アジアでバイクが生産されているケースが多いと思います。

東南アジアと言えば道路事情もそんなに良い訳ではない。
段差が多く、道路に穴があったり舗装されていない道路だったりする訳です。

10インチと比較して14インチの方が乗って具合が良かったのではないでしょうか。

向こうの若者は125ccクラスの単気筒スクーターを改造して遊んでいる人が多いですよね。
経済的にも車は買えないがスクーターなら買えるという人が多いのだと思います。

安価で燃費が良く壊れにくい、そんなバイクを作っているホンダ等の日本メーカーが人気になるのは当たり前ですよね。

現在125ccクラスで14インチを採用しているのは、DIO110とPCXでしょうか。
アドレス110が無くなってしまったのは淋しいが、新しい車種で14インチを出すかも知れません。

日本国内は舗装された道路が多いが、最近では穴が出来ていたり補修ばかりで段差のある道路が増えて来ています。

今後は14インチのスクーターが主流になるのではないでしょうか。

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