情報収集もここまでやられると・・・ –          おやじdemo_CentOSを使う
1月 182014
 

ニュース記事に米NSAがインターネットに接続していないパソコンを監視するために発信器を埋め込み、無線で飛ばして情報及び遠隔操作するための操作を行っていた事があきらかになったということです。

詳細はこちらへ→ http://japanese.engadget.com/2014/01/15/nsa-pc-ny-times/

パソコンがネットに繋がっていなくても無線で監視って?

どうやら、メーカーの協力があったようで、どこのメーカーかは分かりませんが、売れないメーカーのパソコンに取り付けても、大して売れないのでは意味がないので、それなりの企業ということですね。恐ろしいのは世界で10万台にインストールされているとNSAの関係者が匿名で回答しています。仕組みとしては、マザーボードにCottonmouth-I と呼ばれる、端子部分に超小型発信機を埋め込んであるようですが、結構、オーソドックスな手法です。

これが始まった時期ですが・・・どうやら2008年あたりで、この時期以降の製品には危険が潜んでいます。丁度、2008年頃はパソコンの主流がwindowd7,core2quadでしょうか。もちろん、それ以降のi7やi5の製品にも潜んでいると考えられます。
ちょっと前にレノボのパソコンの件で、同様にこのような仕組みが組み込まれているのではないか?という指摘が欧州であり、国の機関や関係者はレノボ製品を使わないようにという指示もありました。関係しているのは、この情報収集活動がメーカーを巻き込んで、国と一般企業が連んで行っている事。(企業側も何かしらの利益があってやっていると思っていますが)一般人の情報集めてどうしようと考えているのでしょうか?

私自身は、メーカー製品と言えば、IBMのx40とHPの6710bを所有していますが、どちらも2008年以前の古いマシンなんで安心しています。他は自作パソコンなのでマザーボードメーカー(ASUSやGIGABYTEなど)が改造していなければ大丈夫です。多分、埋め込まれているのは、ノートパソコンっぽくないですか?、分解するとメーカー保証受けられませんよと脅しておいて中身がバレないようにも出来ますし、仕事で使用するのも置き場所の問題などでノートパソコンを選択する会社も多いからです。

怖いのは、マルウエア等組み込まれ、後から遠隔操作が行われ、電子戦争(ある国にネット攻撃、もしくはサーバー負荷攻撃)を仕掛ける時の踏み台にされてしまう可能性です。IPを調べれば個人の使用しているIPですから個人が疑われ、知らぬ間に犯罪に加担しているように思われてしまいます。

米のこのような行為は、民主主義国家としながら、やっている事は共産圏の国と同様な事ではないかということです。民間企業だって国の命令なら情報を提供もしますし、機器に無線機だって取り付けるのですから国営企業と同様です。

こんなくだらない技術を開発するよりも、もっと真っ当な技術開発をお願いしたいものです。
将来的には全てを監視しなければならない映画みたいな社会が来てしまいそうですね。
子供にパソコンを教えるにも、純粋なパソコンの知識だけではなく、このような問題やセキュリティ面の知識についても、それ以上に教えなくてはならないと思っています。

この件が、今後どのように推移して行くのか見守って行きたいと思います。

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