BabyMetalはどこに向かうのか?

投稿者: | 2014年9月15日

さて、World-Tour 2014 が9月13日(土)と14日(日)に幕張メッセで行われました。
私も老体に鞭を打ち、出撃してきました。
神奈川県S市から幕張までは片道2時間はかかります。
行くだけで疲労困憊です。

最近、BM(babymeyalの略)は幕張がお好きのようで、中規模のコンサートでは、ここ幕張メッセを使う事が多いように思います。交通のアクセスを考えると都内とか他にもコンサートホールはあるのにどうしてかなと思います。やはり準備から片付けまでの作業を考えると2日のコンサートで実質4日借りなくてはならないので(もしかすると2日で済ませているかも知れませんが・・・)場所代も馬鹿にならないのか・と下らない事を考えてしまいます。

今回はグッズ(Tシャツなど)販売の混雑は異常でした。(下写真:正面建物前が購入者の列)

ipp
購入するのに、2.3時間並ばないと買えない状態だったようで、見ただけで諦めました。
多分、私のような謙虚な人は多かったのではないですかね。
まぁ、静かに長蛇の列に並んでいる人達の熱意には感動すら感じました。

会場で気になるのは、やはりBMのファン層の厚さです。
中年夫婦からおやじ、若い女の子、などなど。みんなが黒いBMのTシャツを着ていなければ誰のコンサートか分からないのでは?と思ってしまいます。中年というか、高齢者の部類に入りそうな夫婦もいて、共通してBMが好きなのかどうかは分かりませんが、この人達がメタル系の音楽聞くのか?と思うほどです。そして、単独で参戦してきている女の子も結構多い。(下写真:アリーナ席会場入りを待つ人達)

ipp
コンサートの内容については、海外のコンサートとほぼ同じなので省略しますが、いつもいつも流れる映像が良くできている。途中のブラックベビーメタルの時に流れた映像は完全に幕張向けで面白く出来ていました。MCが無い分、このような楽しませ方もあるんだなと。

BMについては、3人がとても華やかに見えました。
野外のフェスとは違い、照明に照らされた彼女達はキラキラしていました。
あの赤いスカートがとても美しい。

歌も踊りも堂々としていて、海外でやってきた自信が溢れています。
楽曲では、メギツネやギミチョコという売れた歌よりも、Doki-DokiやUki-Ukiなどの初期の楽曲の方がオーディエンスの反応が良かったように思えます。古参のファンからすると、こちらの方がBMに合っているイメージなのかも知れません。

私は今回で3回目のコンサートでしたが、感じた事がありました。
同じ楽曲、同じ踊り、という事が今後どうなって行くのかが心配な面です。飽きるという事では無いが新鮮さに欠ける事と、いつも曲を順番を入れ替えるだけになってしまいます。BMのこれからはいかに飽きさせないようにするかが課題だと思いました。海外はBMのLIVEを見た事が無い人が多いので興味津々で良いのかも知れません。ただ日本で今後活動するのであれば、やはりアルバムを作り、楽曲を増やす努力も必要ではないのでしょうか。

BMに対して少し辛口の意見ですが、そう思う人も少なくないのではないでしょうか。
また、首都圏だけではなくて、ローカルでもコンサートをして欲しいと思います。
地方でも見たいファンはきっと多いはずです。

今のBMは中期終焉に差し掛かっている時期ではないかと思います。
これからの展開が楽しみですが、LIVEツアーだけではなく楽曲、アルバム制作にも時間を作って欲しい。
そう思っています。

BabyMetalはどこに向かうのか?」への2件のフィードバック

  1. saku

    お疲れ様でした。
    物販残念でしたねw
    まぁ開場15分前に着いて、ちょっと無理ありますがw
    でも、あの時間であんなに並んでるとは思いませんでした。
    一気に新規さんが増えたのでしょうか?
    新曲はSSAで披露かな?
    海外で新しい調べを習得するとか紙芝居でやってましたからw

    返信
  2. sat0204 投稿作成者

    曲を増やすのは、色々なメタルの大御所に楽曲提供をお願いすれば良いと思うよ。歌詞はBMが付けるみたいな。

    お願いするのはメタリカとか知っているマスターな人達に。

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください