台風19号で行政のシステムの脆さが出る –          おやじdemo_CentOSを使う
10月 152014
 

台風19号で横浜市のホームページが繋がりにくくなったと言う事がありました。

◆記事はこちら⇔台風でアクセス集中、横浜市などHP閲覧できず(読売新聞10.14)

あの台風が来ている時間の3時間半繋がりにくかったようです。
アクセスが集中するのは仕方無いとしても・・・・・台風行ってしまうよね。

①管理者(危機管理・システム部門)で想定出来なかったのか?
②システム部門ではサーバー限度を理解しておらず、調整をしなかった。
③管理者は、このような事になる事自体意味が分からなかった。

という事を思いました。

ちょっとしたサーバーを作ったり、回線の速さやサーバーの設定など、不特定多数の閲覧者に対して、ざっくりとではあるが許容範囲という物が分かると思います。ましては、災害時にメールを送信して、このホームページで確認をするような形であれば、メールアドレスの送信数で予測は付くはず、その上で、メール自体を時間差で流すとか、事前に流して分散させておくとかやるのが普通なのではないか。こんな事は出会い系のスパムメールを送っている会社だってやっているよ。

上司がやれ!と言ったら流す。
「このまま流すと、こういう事が起きますよ!」と忠告をした人がいるかも知れない。
しかし、言われた上司は言われた内容の意味さえ分からないだろう。
そして、命令だから流した結果がこれだ。

知識が無いのに運用している事自体間違っている。

行政では、システム部門はNECやら富士通やらに外注で管理をさせている事が多い。
職員で管理をしたり、サーバーの状況を見るなんて事やりません。
問題が起きたら、外注先に電話して「壊れています。直してください」と言うだけです。
多分、今回もそういうような形だったろうと思います。

何のためのシステム部門なのか。

公務員の試験を受けて、技術的な知識があっても実際に仕事をしないので、経験が無い。
あったとしても、IT会社のレベルには程遠い経験値でしょう。

こういうシステム部門と知識の無い危機管理部門の合体で問題は起きた。
行政では。部署間との連携が難しい部分がある。
「この仕事はあなたの仕事、こっちの仕事は私の仕事」という風に他人の仕事には手を付けない。
手を付けないのは、自分の仕事量を増やしたくないから。

人の命に関わる事象に「想定が甘かった」ではなく、関わる人達の知識・経験不足なだけではないか。

高い金を外注に払っているのなら、自分達で少しは勉強しろ!と言いたい。

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